異能vationジェネレーションアワードに参加しました(Yamamori Project)
総務省は「ICT分野において、人工知能には予想もつかないような破壊的な世界規模の価値創造を生み出すために、大いなる可能性がある奇想天外で野心的な技術課題への挑戦とその世界展開を支援する、「異能vation」に関する公募」を
毎年おこなっております。
今年は2022年6月20日から8月22日に公募があり、この度チームを組んで異能vationジェネレーションアワードに挑戦したので、その取り組みを紹介させていただいた後、個人的な振り返りをさせていただきます。
1. 提案内容の紹介
提案の全体像:みんながハッピーになるような水産業って?
異能vationジェネレーションアワードでは提出フォーマットは基本的に自由なため、動画とプレゼン資料、Webアプリの3点セットで提出しました。
動画が一番分かりやすいと思うので、こちらで紹介させていただきます。
一言で紹介すると、
「漁師、料理を作る人、食べる人、研究する人、そして海が、繋がり協奏できる社会をデジタル技術で実現できないかな」という内容になります。
そして机上論だけで済まさないよう、実際に漁師の方へのヒアリングや、漁師日報記録アプリを作成するなど調査やコンセプト検証を実施しました。
アプリは以下のURLから。ユーザー登録していただければ実際に使えます!
2. 個人的振り返り
はじまり:面白いことを妄想したかった
上図は提出物で記載した活動背景です。
日常をより良くしたい・面白くしたいと普段から考えているようなメンバー5人が集まり、この妄想を真剣に考えてみようと活動が始まりました。
自分達で好きにデザインできる(社会人になると中々そんな機会がない)という事を楽しみながら約5ヶ月間取り組むことができました。
結果:ノミネート!
そして最終的に応募19,679件の中から174件のアイデアがノミネートされ、その中の1つに選ばれました。結果を残す事ができ、少し報われたような感覚でした。
残念ながら受賞には至りませんでしたが、初の挑戦で一定の評価をいただけたのではないでしょうか。
今後:妄想を現実にしていくために
今回の取り組みは、「こんな世の中になったらもっとワクワクするのでは?」と妄想をぶつける所までは達成できたと思います。
一方で本当に社会をより面白くしたいのであれば、実現にまで持っていかないといけません。現状そこには到底達していませんし、もっともっと汗をかく必要があるでしょう。
それでも今回取り組んでみて、現時点で一つ満足できたと思うのは、(繰り返しになりますが)「しがらみなく妄想を世に投げかけることができた」という点です。
「しがらみがない」とか「実現性は問われていない(評価ポイントかもですが)」といった場所・環境は大人になる程減っていくなと感じています。異能vationを通して大きな風呂敷を広げてみることのトレーニングができた気がしています。
「妄想して行動に移すトレーニング(今回の異能vation)」と、「構想を実現するトレーニング」の2つを繰り返していけば、アイデアと実現力の伴った人間になれるような..
来年も「面白いアイデアの妄想」と「妄想をさくっと試してみる」の姿勢を失わずに、そして今の自分に不足している「どうやれば実現まで持っていけるのか」を学んで行動していきたいと思います。