6/3 実習の話
突然だが、歯科衛生学生は忙しい。
全ての理系学生に言えることだと思うが、バイトする余裕が無いほど忙しい。
近年の新型コロナウイルスの影響で座学は全てzoomになったため、幾分時間の融通は効くようになったのだが、それでも忙しい。
実習当日の朝起きた時、
「今日こそは絶対に心が折れる、絶対に行けない」
と一瞬だけ思うのだが、それを振り切って何とか起き上がり、身支度をして登校する。
ちなみにこの時、考えてしまう時間的猶予を与えてしまうと心がボキッと逝くので何も考えない。
最近は朝からYouTubeで事件系動画や心霊動画を見ている。
私の通学時間を癒してくれるのはもっぱら音楽だ。
アンカーのリバティエア2プロとYouTube Musicで生き永らえていると言っても過言では無い。
これが無いと恐らく電車に乗ることが苦痛になる。
それくらい音楽は大事だ。
実習の途中で水分補給に行けるのだが、最近トロピカーナの食物繊維+オリゴ糖を飲んでいる。
歯科衛生学生なのにう蝕(むし歯)まっしぐらなドリンクなのだが、許して欲しい、これが無いと体力がもたない。
これはオリゴ糖を謳っているだけあって低血糖に一番即効性があるらしい。よく知らない。
ちなみにフッ素が一番含まれている市販飲料はリプトンのティーバッグであると何かの研究報告を読んだ。
今度から一緒に持っていこうかな。
実習は見学、補助、掃除がメインだ。
学生は掃除をしなくて良いという所もあるみたいだ。
お金を払っている身なんだから、掃除よりも勉強をするべきだということをたまに言われる。
ごもっともだが、やらないと烈火の如く怒られるのでやる。
手際よくやらないと、これまた烈火の如く怒られる。
最初は勝手がわからず苦労していたが、最近はちゃっちゃか終わらせられるようになった。もう頭の中で効率よくやるシミュレーションができている。掃除のね。
まあ就職したら掃除や在庫管理は衛生士の仕事になる事がほとんどだろうし、これも一つの勉強だとは思っているのだけれど。
実習はローテーションになっているので、一定期間いたら次のところへ行くことになっている。
場所や時間数によって異なるが、大体1〜2ヶ月で1箇所行く。
1〜2ヶ月といえば一通りの仕事を覚えられる頃だ。
慣れてきたところで新しい職場に異動になるイメージ。
なかなかキツい。
最初の頃は手を震わせながら実習に参加していた。
流石にもう震えなくなったが、今日こそ何かとんでもないミスを犯すんじゃ無いかと、今でも緊張はしている。
この緊張感を忘れた時にミスを起こすと思うので、忘れないようにしたい。
ドがつく程気を遣って普通なのだと思っている。
衛生士さんもなかなかに当たりが強いのだが、そういうものだと思えば割と受け流せるようになる。次から頑張れば良い。
それでもしんどくなってしまう時もあるのだが。
何なら今日このnoteを書いている理由は、実習中に言われた些細な事が頭の中で何度も再生されて、当時の映像まで視界に突然映し出されるようになってしまい、なかなかに落ち込んでいるからだ。
今日だけで「何で私って生きてるんだろう」「何でこんな人生送ってるんだろう」と10回近く呟いた。1人で。
先日から新しい実習先になった。
また慣れるまで時間がかかるが、それもあと数ヶ月。
夏までの辛抱だ。
今月末には大好きなアーティストのライブがあるし、夏休み中には友人の結婚式に参列するし、スピーチを任されている。
それまでは生きねばならない。