45歳でカラマーゾフの兄弟を読む。エピソード0
今年45歳になった。ビビったよ、45歳。全然笑えない。結婚もしていない。就職もしていない。
なんとなくいい感じになるだろうと思ってたけど全然なってない。やり残したことが山ほどある。
人からは感情の起伏に乏しいと言われることが多い私も流石に焦ってきました。
人生でやりたくてまだやってないことをいろいろ考えました。
エベレストに行きたい、バンドを組みたい、カジキマグロを釣りたい、ロケットの打ち上げを見たい等々。
いろいろあるが海外行ったり、人と一緒にやるのはコロナが落ち着くまで無理だろう。
で、ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟を読むことにした。
買ってはあるが読んでない。正確には少し読んでやめていたドストエフスキー。
新潮文庫版、上・中・下の三巻。
敗因はわかっている。
とにかく人物の名前が憶えづらい。
膨大な残りの量に嫌気がさす。
少し間をおいて読むと前の話を忘れている。
対策を考えた。
名前が憶えづらいのは、人物にこっちで愛称をつくればいい。
イワンだったら岩雄、アリョーシャだったら蟻子とか。
残りの量にウンザリすることへの対策として、計画を立てた。
上が667ページ、中が615ページ、下が680ページ。
あわせて1962ページ。
一日20ページずつ読めば98日で読み終わる計算だ。
最後の、前の話を忘れてしまうことへの解決策は、ここに読書ノートを書くことだ。
いける。いけるね。
俺はいく。98日後に。
ドストエフスキー後の世界へ。
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本を買って読みます。