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人はなぜ五十肩になるのか?

昨年夏より左肩痛に悩まされております山しょうです。
有明大鍼灸センターでの治療もあってか快方に向かいつつありまが、、、、改めて五十肩の意義について考えてみました。

よく病気や症状って体からのメッセージとも言われてますよね。

つまりカラダが忙しすぎで休養が足りない時の体の悲鳴を風邪として伝えてくれたり、熱に弱いウィルスや細菌をやっつけるためにカラダを発熱させたりとみずからを保守、修繕をしてくれる自己防衛システムが働いていることなどです。

では五十肩からのメッセージはなんなのか?

肩関節は強い筋力も発揮しながら、人体最大の自由度!
だから靭帯のかわりに、動く靭帯としての腱のように薄い筋肉群(回旋筋腱板)が発達してきたと言われています。

しかし、それがもろ刃のやいば!
もともと無理している箇所だから最初に老化しやすく中高年の弱点として知られています。

ただ五十肩が不思議なのは他の変形性疾患とは違い、半年から1年ほどで多くの場合は自然治癒してしまうことも知られてます。

そこで改めて考えます、なんで『五十肩』があるのか?
『五十肩』は我々に何を伝えようとしているのか??

以下、あくまで私の推論および個人的感想です。

私たち人間は、前足であったことも忘れ、上肢を使いすぎているのではないか。

つまり「肩関節はもともと屈曲・外転ともに150度程度が適正な可動域だったのに動くからと言って最終可動域ま酷使しすぎてきたのではないか」ってことです。
 ※ 肩関節正常可動域は屈曲(前方挙上)・外転(側方挙上)ともに180度とされています。

なのでもともとの適正可動域に修正すべく、50歳以降に痛みを引き起こし半年~1年の間で拘縮を作るのではないでしょうか?

痛みがなく可動域も120度あれば、ADL(日常生活動作)ならどうにかこうにか可能です。
 ※ もちろんスポーツやダンスなどでの一部の動作は障害されますが、、、
可動域を制限することで80歳以上までの上肢機能の維持ができるよう肩関節のギアチェンジをしているのではないでしょうか。

つまり五十肩は老化ではなく、自己防衛のための進化とも言えるかもしれないという意見です。

このように半年も痛みが続くと苦し紛れにいろんなことを言いだすのも人間の自己防衛なんだと思います。(笑)

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