NFB推しドラフト候補図鑑2020
野球が大好きな #やきう女子 の集まる日本やきう女子機構(通称「NFB」)。
NFBはいろんな野球の楽しみ方と愛を発信しながら、野球観戦を楽しむやきう女子のコミュニティです⚾︎
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異例の開幕となった今年のプロ野球でしたが、気付けばそんなシーズンも終盤に。大変なシーズンでしたが、日常が戻りつつあり、うれしく思います。
いよいよ明日はドラフト会議!
アマチュア野球ファンの私にとっては、年に一度のビックイベント。三ヶ月前くらいからそわそわしています……笑
今年はコロナの影響で一般観覧の募集はありませんでしたが、実は4年前、2016年のドラフト会議の観覧募集に奇跡的に当選し、品川のグランドプリンスホテル新高輪へ。あのドラフト会議独特の臨場感や、緊張感を現地で味わうことができたのは貴重な体験でした。
こんなにお土産も貰えました。
なんと、左下のお馴染みのくじBOXの正体はティッシュ!くじ引きのように箱の上からティッシュが出てくるようになっていて、数枚に「交渉権獲得」の文字が入っているそうです。(勿体無くて未だ未開封……)
今年のドラフト会議、どうなるの?
コロナ禍での異例のドラフト会議。
今年はオンラインを導入した〝別室ドラフト〟に。ホテルに各球団の個室12部屋と抽選会場、オペレーションルームなどを用意され、一位指名が重複し抽選となる場合は、代表者が別室の抽選会場に移動し、くじを引く形になるようです。
プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD
2020年10月26日(月) 17:00開始予定
▼ 当日の視聴方法はこちら
TV:TBS系列全国ネット放送、スカイA
ラジオ:ニッポン放送
インターネット:Paravi 、BASEBALL GATE 、Sports Bull
引用:https://draft.npb.jp/draft/2020/
NFBメンバーのドラフト会議の楽しみ方
ドラフト会議の楽しみ方も人それぞれ。アマチュア野球ファンの視点、プロ野球ファンの視点でも、色々な見方があるのかも?
そこでNFBメンバーにも、それぞれのドラフト会議の楽しみ方を聞いてみました。明日のドラフト会議、あなたはどんな楽しみ方をしますか?
〜プロ野球ファンメンバーの楽しみ方〜
「推し球団のドラフトは一通りチェックするなぁ。やっぱり、特にドラフト上位の選手には期待しちゃう!」
「贔屓球団の指名選手をじっくり見るため、友人と集まって一緒にドラフト中継を毎年見ています。新たな推しを探せるかも……?」
「地元の選手がどこの球団に行くのか気になる!地元の選手がこれから活躍している姿を見れたら嬉しいよね。」
「ホークスの育成選手を一通りチェックしています。将来の千賀投手や甲斐選手のような逸材の選手が集まっていると思っているので!」
〜アマチュア野球ファンメンバーの楽しみ方〜
「見てきたアマチュア野球の推し選手の行方がやっぱり気になる!ここの球団に行ってくれたらプロになっても沢山観に行けるのに!と、入って欲しい球団を考えてしまいます(笑) 名前が呼ばれるまでドキドキしながら待つ、あの時間も堪りません。」
「母親のような目線で見てしまうよね。自分たちが選手をプロ野球界に送り出した気持ちになる(笑) 」
「ドラフト候補はドラフト直前号の野球雑誌を読んだり、ネットで調べたりして一通り予習します。そのときに良いな!と思う選手を見つけたりすることも。」
プロ野球開幕前に、NFBメンバーがその年の注目したい推し選手を紹介している「推し選手図鑑」。
この企画に便乗して、「推しドラフト候補図鑑」と名付け、今回はNFBメンバーが独断と偏見とたっぷりな愛で選んだ、プロ志望届けを提出した実力あるドラフト候補選手たちをご紹介します!!
個性溢れるドラフト候補たちを、是非当日のドラフト会議でもチェックしてみて下さい。
〜高校生編〜
・下 慎之介 投手(健康福祉大高崎高校)
投手、2002年6月8日生まれ、18歳
身長182cmと恵まれた体型を活かした柔軟なピッチングが魅力的な高校生左腕。去年の明治神宮大会で、一際目立ったピッチングを披露していた投手。高校野球のレベルの高さに圧倒されました。速球でも変化球でもなく、強いバッターに強い気持ちで攻めていけること、と自身のアピールポイントを話します。プロへ入っても心強いピッチングができる投手になることを期待しています……!(かれん)
・内山 壮真 選手(星稜高校)
内野手/捕手、2002年6月30日生まれ、18歳
星稜高校で3季連続選抜大会に出場し、高校野球を盛り上げた内山選手。遊撃手としても捕手としても守れる多才な選手です。2年秋からはキャプテンとしてチームを牽引し、センバツ出場にチームを導きました。小柄ながら逆方向にもボールを飛ばせるバッティングが魅力的で、これからの活躍を期待できる選手です。一つ上の先輩には、ヤクルト・奥川投手や巨人・山瀬選手。(かれん)
〜大学生編〜
・岩田 将貴 投手(九州産業大学)
投手、1998年6月16日生まれ、22歳
身体を捻ってサイドから角度のある球を投げる左腕。トルネードサイドスローを初めて見た時の衝撃と感動は今でも忘れられません。打者の内角を突く投球は彼の持ち味であり、投手としての強い気持ちを感じることができました。2年時の大学野球選手権では3試合に先発。チームをベスト4へ導く粘り強い投球を披露しブレイクしたが肘の怪我に苦しみ、遊離軟骨除去手術、トミージョン手術を経験。しばらく思うように投げれなかった悔しさ苦しさを胸に、今秋は彼らしいピッチングができていることがとても嬉しいです。(なつほ)
・瀬戸西 純 選手(慶應義塾大学)
内野手、1998年8月24日生まれ、22歳
堅実で安定的な守備が持ち味の遊撃手。今季は主将としてチームを引っ張りながらも自分の技術も磨いてきた努力家です。そんな努力に比例し、打撃も上向きに向上しています。3年時の神宮大会では5安打6打点とチームの優勝に貢献し、守備でもファインプレーを連発し存在を示しました。8月に行われた春季リーグでは.364の打率を残しており、初のベストナインにも選出されました。秋季リーグでは現時点で9打点とチャンスに強い印象。そんな彼の努力が報われてほしいです。(なつほ)
・牧 秀悟 選手(中央大学)
内野手、1998年4月21日生まれ、22歳
昨年、3年生ながら大学日本代表の4番打者として活躍するなど、結果を残してきた大学屈指の強打者。今季中央大では主将として打撃と守備の両方でチームを引っ張っています。チャンス時に走者を還す勝負強さが魅力ではありますが、今秋はどんな場面でも打ち、積極的に塁に出てチャンスメイクしているのも印象的。試合中、相手チームの選手とセカンドベース上でお話してるのも彼なりに何か吸収しているのかもしれません。上位での指名に期待したい選手。(なつほ)
〜社会人編〜
・大江 克哉 投手(NTT西日本)
投手、1996年6月22日生まれ、24歳
150キロの直球と変化球を操る右腕。社会人1年目から先発として活躍。昨年の公式戦でも好投を見せている。わたしが人生で初めて観に行った社会人野球の試合がNTT西日本で、その試合の先発が大江投手でした。彼の力投もありチームは選手権大会の初戦を突破。個人的にも思い入れのある選手なので、どの球団から指名されるのかとても楽しみです。(akina)
・藤井 聖 投手(ENEOS)
投手、1996年10月3日生まれ、24歳
東洋大時代はDeNAベイスターズ・上茶谷投手や、中日ドラゴンズ・梅津投手、ソフトバンクホークス・甲斐野投手と同じチームに在籍。当時は登板機会の少なかった藤井投手でしたが、今ではENEOSの頼れるエースに。
人一倍チームを勝たせる!という強い気持ちを持っていた藤井投手。先日の都市対抗予選では藤井投手の好投も光り、今年ついにチームは5年ぶりの都市対抗に出場が決まりました!プロへ進んでも、藤井投手の活躍を期待しています。(かじた)
・森井 絃斗 投手(セガサミー)
投手、1999年4月25日生まれ、21歳
高卒3年目の速球型右腕。 徳島・板野高校時代には、最速150km/hを記録し、県立高校ながら一躍話題の投手に。社会人野球のハイレベルな環境で更に実力を付け、都市対抗を懸けた先日の東京都二次予選でも実力を発揮しました。「高校時代にはプロへ行くなんて夢にも思わなかった」と話す森井投手。プロへの道は、もう目前かもしれません。(かじた)
〜独立リーグ編〜
・田澤 純一 投手(埼玉武蔵ヒートベアーズ)
投手、1986年6月6日生まれ、34歳
今年7月から、埼玉武蔵ヒートベアーズでプレー。NPBでのプレーを希望すると表明し、〝田澤ルール〟撤廃のニュースで今季野球界を騒がせた元メジャーリーガー。2008年、新日本石油ENEOSに所属しドラフト候補ながら、レッドソックスからのオファーを受け、社会人からは異例のMLB入りを果たしました。実力あるベテラン右腕はまだまだ野球界に爪痕を残してくれるはず。ベテランながらドラフト候補となった田澤投手。どの球団が動くのか、見どころです。(かれん)
未来を担うプロ野球選手が誕生する、その瞬間を見届けよう
今年のドラフト志願提出者は約400人。
もしかしたら明日、その中からあなたの贔屓球団の未来を担う選手が誕生するかもしれません。即戦力になる選手から、じっくりと育てたい選手まで。たくさんのプロ野球選手たちが、まもなく誕生しようとしています。
しかし、残念ながら毎年沢山のドラフト候補者がいる中から、約120人の選手しかドラフト会議では呼ばれることはありません。どんなに良い結果を残していても、どんなに有名な選手でも、絶対に全員が選ばれることはありません。
ドラフト会議は選手たちの今後の運命が左右する、大切な一日。
呼ばれても、呼ばれなくても、彼らの運命の一日を温かく見守りたいと思います。
文/かじた かれん
推し図鑑選出/かじた かれん・なつほ・akina
編集/小松美貴