架空生物の生態 ドラゴン
こんにちは!ねずみとりです。今回はドラゴンの特徴と生態について考察したいと思います。ゲーム制作の設定資料として使えるように詳細にまとめます。
生態系における役割
生態系での役割は捕食者。様々な作品で捕食者の中でも生態系ピラミッドの頂点に立っていることが多い。死体をあさっている姿は想像しづらいため分解者の役割は兼任していないと考えられる。
生息地
山、森、天空、洞窟、雪山、ダンジョンなどがイメージできる。山や森は他の生物がたくさん住んでおり、餌が多いため大量の餌が必要なドラゴンが住んでいるのは理にかなっている。また、小さい洞窟なら巣穴として描けるが、大きい洞窟の深部に住むというのは餌の少なさ、翼の意味が無くなるという点から設定しにくい。
魔法
ドラゴンが火を噴いたり、属性の攻撃をするときは魔法を使っているとされている描写が多い。牛のように体内でガスを発生させていると解釈できなくもないが一つ一つの技に対して理屈を考えていると矛盾が発生するため設定を作り込まない場合は魔法でいい感じに攻撃しているとした方が楽。
飛翔
重い体を翼の力だけで浮かせているとは考えづらいため魔法を使って飛んでいるとされていることが多い。巨体を持ち上げるのに大量のエネルギーを消費すると考えられるため、大食らいなことが想像できる。
繁殖
ほとんどの作品で卵生。トカゲやカメなどの爬虫類と同じように卵を産む。一度に産む卵は少なく、少産少死の戦略を取っている。ドラゴンのような体の大きな生物が大量に生まれた場合、周りの環境の餌を取り尽くしてしまい簡単に絶滅してしまうと考えられる。
体の色
現実の生物は周りの環境に擬態するためや敵を欺くために体の色や模様が選択されることが多いが、ファンタジー世界のドラゴンの場合は炎を吐くなら赤、闇を操る個体は黒など属性ごとに色が決められていることが多い。何か創作でドラゴンのような生物を描くときは生物学的に理にかなった色、模様にしてみると面白いかもしれない。例としては腹側だけ白っぽくして獲物から見えにくくする、メスからモテルために派手な模様がある、などが挙げられる。
ダンジョンでの設定
洞窟のように閉じられた環境ではドラゴンが翼を持っている理由を説明できないため広い空間にするかダンジョンやダンジョンの創造主がドラゴンを召喚、製造しているという設定が必要かもしれない。
宝を隠す
光るものや宝を集める習性が採用されている場合が多い、物語やゲームにおいてドラゴンは強力なボスになることが多く、それを倒した先には大量の宝があるとした方が物語として都合がいいのかもしれない。
人化
日本の作品では猫も馬も食べ物も歴史上の人物も男も女も全てかわいい女の子になる傾向があるので当然ドラゴンも女の子にされていることが多い。魔法という言葉でなんでもありになってしまうため設定を作り込みたい場合は注意しなければならない。
社会性
単独で生息している描写がある作品と群れを成している様子が描かれている作品、両方を見たことがある。ボスとしてドラゴンを描く場合は単独で存在している方が都合がいい。生物学的に考えてみても個が強力であるにもかかわらず群れをなすメリットは少ないのではないかと考えられる。しかし、ドラゴンが人のような知識を持つとされている作品においては町を作って集団で生活をしている描写も考えられる。
人間への寄与
力の象徴として人間に信仰されることもある。翼、骨、血、肉、牙、などあらゆる部位が装備や薬の材料になる。
さいごに
見て頂きありがとうございます。ここまでの設定や考察は私が考えたものであり、違う考え方ももちろんあっていいと思います。皆さんが考えるドラゴンについて、コメントで補足していただけると助かります。
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