SoD, 第9章、ジェグと主人公の対話、したたかな物資係
<ボアレスキール・ブリッジ、ブリッジフォート砦にて。砦指揮官カリードの要請により、主人公は物資係の鍛冶屋ジェグを訪ねる>
ジェグ
「何か御用?」
主人公
「あなたに砦の物資について聞くようにってカリードが私を寄越したの」
ジェグ
「物資ね。そう、ここの下に食糧はたくさんある。干物類も―毛布も、ランプの油も、その類のものは。十字軍がここを手に入れたがってるのもわかるわ。そうすればもっとたくさんの兵士を戦争に動員できるからね」
主人公
「だから十字軍はこの砦を狙ってるのね」
ジェグ
「そう。もし十字軍がここに乗り込んできたら、やつらのものにさせるより壊しちまうほうが得策だわ」
主人公
「ここに十字軍を入れたりしないわよ」
ジェグ
「わかってる。もしもの話をしてるだけ」
「もしあなたが十字軍にここを明け渡すんなら、あたし壊せるものはみんなキッチリ壊しておくわ。それで見かけのいい箱だけ何個か残しておきましょ。やつら、ガメた品を見たらガッカリでしょうよ」
主人公
「私には降参のつもりはないけど、おっしゃったことは覚えておくわね」
ジェグ
「では行ってらっしゃい。あたし仕事に戻るわ」
*このジェグさんはほんとにしたたか者で、買い物しようとしたら「お金を出すまで品物に触るんじゃないよ」とか言われる(主人公は英雄なはずなのに…)。でも、ドラゴンのウロコやカブトムシの角を持ってたら無料で鎧や盾に加工してくれるいい人、いやドワーフ。なお、加工を頼むと自動で時間経過するので、早く夜にしたいとか朝にしたいとかの時はうまく利用しましょう。ちなみに次の章からはキャンプに帯同してくれる(その時アンクヘッグの殻を持って行ってみたが無反応だった…)