マーケティングに意識的な人間的な未熟さが必要な時代
マーケティングにはある程度の型がありまして、その流れにそって行っていきます。
大当たりはしないまでも、セグメントにバッチリとはまれば収益を得ることができます。
しかし、どことなく、いま溢れるメディア、宣伝広告、事業の進め方、youtuberなども全てテンプレ化されている感じがします。
もちろん、それぞれは一生懸命にやっているのですが、どこか人間っぽさがない。だんだん、この状態にも飽きてきている人も多くなっていると思われます。
ただ、爆発的な社会現象的なヒットを狙わないのであれば、ボクのようなマーケターとしてはマーケティングのテンプレートにあてはまめて、まずはリスト獲得、視聴者獲得のためのランディングページのためにコピーライティングをして、それをSEOで上げるか、ad広告で集客するかを決定して見込み客の獲得した方が無難に皆さんに価値を提供できるので良いですが。。。
それが仕事ゆえに、多くの流行っているもの、旧メディア勢がWEB業界に参入したものも多くあって、なんだかね・・・って思う感じが否めません。
面白くないんですよね。
人間臭さがない・・・強いていえば、ここから復活したというようなコンテンツでも正直なところ深みを感じられない。
人間臭さ、不確定性が感じられない、つまりある程度の不安定さがマーケティングにも意識的に必要
正直なところ、SEO、コンテンツマーケティング、ダイレクトレスポンスマーケティングで飯を食っているボクからすると・・・
もう見たくないというほど広告を見るわけですから・・・ある程度の流れが見えてくるわけです。
まあ、つまらなんなぁ~~~と。
どのように各ステップを踏ませるのか、何から提示をしてくのかは、各々マーケターによって異なりますが、概ね下記のセクションを踏むことになります。
マーケティングのセクション(売れる文章構造)
①問題提起
②ストーリー
③解決方法の提示
④価値の提示
⑤機会損失のリスク提示
⑥相手への保証
⑦行動喚起(購入、登録、などへの誘導)
インターネット上の広告、サービス・商品詳細ページをランディングページと言いますが、そのようなページは上記項目を全て当てはめて文章を構成します。
youtuberの番組構成も、言葉は違えどこのようになります。
最も構造をしては、これがいちばん重要で売れる構成は変わらずこれです。
どの分野にせよ、なんにせよ、そのセグメントが最も求めるであろう問題解決に焦点を当てて、このような文章構造になっているものを読んでもらい反応してもらいます。
しかしですね・・・マーケターはこれが無難で最も売れるのですが・・・なんとなく皆がこれをやり出してこの通りにやっている感じがあるので、不慣れな人のものを見ると、興覚めしますね(;^_^A
人間臭さがない。
どこかフラットなんですよね。
良い意味での違和感、引っかかりがない。単なるファンに向けて行うのであれば、ある意味のところ狂信者ですから何も疑いが生まれないと思うのですが・・・
まあ、つまらない。
フラット過ぎる・・・
粗削りでも伝えようとしている人間臭さに好感が持たれる時代
どちらが良いかはわかりませんが・・・
爆発的なヒットを生み出すものに、なんとなく人間臭さがあると思っています。
どこか、いびつではあるものの、それが逆に良いという。
その状態のコンテンツが拡散され、そのコンテンツの意味が分からない場合にはご丁寧にもそれを解説するような親切な人が出てくる・・・
自然偶発的に生まれる相乗効果によって、爆発的なヒットのコンテンツが生まれる・・・って感じがします。
これはコントロールできない部分ですが、
ボクは何を言いたいかというと、そもそも、いびつさのないコンテンツ、人間性のないコンテンツにしないと、この爆発力は生まれないってことです。
圧倒的な爆発的ヒットの原因となる人間臭さがないコンテンツが量産されて、まあ、あってもなくてもどっちでも良いコンテンツが社会には溢れているという感じです。
それがに何の問題がある?
別に、それに対して何か問題提起したいわけではありません。
ただ、最近のコンテンツ自体はあまり面白くないよねってことを言いたいわけです。
そして、ボク自身もnoteで書いているこの文章も、最近ではかなりあり触れた、つまらない文章になっているのだと感じます。
しかしながら、だんだんと社会とか仕事とか生きている時間が長くなると、特段特別なことなんてないことにも気が付きます。
その中でもなるべく、こんなのはじめてかも?と思われるようなものを作っていくか、それがはじめてのセグメントにマーケティングをするしかないのです。
所詮は人間がやっていることで、すっごく新しいことなんてありません。
物理学、科学の分野であれば本当に未知の体験がまだまだ残されていますが、単なる商業社会、エンタメ、ビジネス、マーケティングの世界には、特段びっくりするような新しいことなんてありません。
その新しさはない・・・という事実に気が付かないマーケターは永遠に見つからない新しいものを探し続けていき落胆をし続けるのだろうと思ったりします。
いつも新鮮で新しいというのは、結局のところ、各個人の人間臭さの披露でしかないのではないか?と思うわけです。
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