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美味しくご飯を食べるために残業なんてしない

気付けばこの4月で社会人9年目。毎年この時期になると、入社して間もない頃の残業大好き人間だった自分を思い出す。

入社4年目まで、働くことが楽しくて仕方ない毎日だった私は、自分が残ることで穴が埋まるなら何でもやる!という勢いで、毎日5時間は当たり前に残業。なんなら、休みの日も自分以外の仕事のフォローで休日出勤していた。

当時のわたしは、仕事のスピードが遅かった訳ではなかったが特段要領がいい訳でもなかった。でも自分では「仕事ができる」と勘違いしていた。

その勘違いに気付いたのは、猛烈なスピードで仕事を片付ける先輩との出会い。

彼女は時短勤務にもかかわらず、私よりずっと多い仕事量を抱え、サクッと時間内に終わらせて定時で帰宅していた。

目の前の仕事からサクサク取り掛かるだけ。
後回しにしない。

それを見て学んでからは、
出来るだけ素早く
目の前の仕事から手をつける
(もちろん緊急度も把握したうえで)
に注力し、早く退社する清々しさまでも覚えることができた。


最近のわたしは、もっぱらアフター6の約束のために仕事をしている。
(というか、定時で退社する理由が欲しくてご飯の約束を入れる)

高速で仕事を片付けた後のご飯が、最高に美味しいから。ただそれだけのために。

逆を言えば
美味しくご飯を食べるために仕事を早く終わらせる。これだけ。

仕事量と上手く向き合ってタイムマネジメントできる人は、焦って見えないし、暇を持て余しているかの如く余裕すら感じる。

間違えても
残業しすぎて睡眠不足とか
残業しすぎて体調不良とか
残業してるのに仕事ができないとか
思われたくない。

だから、わたしのスタイルは
これからもずっと
美味しいご飯を食べるために残業はしない

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