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運は引き寄せるもの

【東京マラソン2020】

申込んだのは、2回目。
1回目は会社みんなで申込み、イベント企画のための材料としよう…という趣旨で約40〜50名が任意で申込んだときに、なぜか私一人だけ当選したという珍事。

前回は、約12倍と言われていたのでどうせ当たらないだろう〜と余裕をかましていた。
当選しても会社の経費で仕事として走れるなら、悪くないなぁ〜なんて、軽い気持ちで。

周りの皆が抽選結果のメールが来る中、自分だけメールがこないことに不信感を抱いていたころメールが届き、開いてみると『当選』の文字が。

開いた口が塞がらないというか、事実を受け入れるのに1週間くらいかかったのを憶えている。

それでも「走ろう」と決意したのは、人生の初めてのフルマラソンだったから。


意気込んでいたものの、当時は自分の毎週のレッスン14本と勤務でいっぱいいっぱいで、練習でも最長15㎞しか走ることができなかったのでタイムには自信がない!と、言い訳していた自分がいた。正直、完走はできるだろうと余裕すらあった。
(結果は5時間半。沢山歩いたし、次の日身体はボロボロだった笑)

終わった次の日は、「フルマラソンはしばらくいいや」「いや、最初で最後かも」と当たり前のように嘆いていた。

でも、走り出してからの楽しさと完走したときの達成感はずっと忘れられずにいた。いつかまた挑戦したいかも……その程度だった。


今年は、ただただ30歳になったからという事と
2020年はオリンピックイヤーだし盛り上がりそうという理由でサクッと誰にも言わずに申込んでいた。

約12倍の抽選結果・・・

当選・・・!


親には「こんなところで運を使い果たすな」と言われたけど、それもそのはず。2回目の申込にして2回目の当選なんて。何回も申込んでいる人からすると、羨ましい…の一言。

運だけは持っている、わたし。


でも良い区切り、良い挑戦、良い走りになりそうなので秒で出場手続きをしました。これをきっかけに、何かが変わるわけではないけど、何かを変えたい。


前回はフルマラソン挑戦をきっかけに、悩んでいた転職も振り切ってチャレンジした。一人暮らしもした。小さな事かもしれないけど、私にとっては大きな変化だった。


今回も、新しいことにチャレンジするきっかけを必ず作ってみせる。
(前回より良い記録で完走できたらの話。)


何かを変えたいとき、運は自分で引き寄せるもの。



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