
【学校では教えてくれない”稼げる”パーソナルトレーナー論】 Vol.4 ひと月の収支を全公開!!ジム経営にはこれだけのお金がかかる。物件選びのポイントと、コストマネジメント.
Vol.4 ジム経営にはこれだけのお金がかかる。物件選びのポイントと、コストマネジメント.
1. コストを意識する
自分で仕事をするにあたって、切っても切り離せないのが、コストマネジメント。
成功している経営者の著書を読むと、共通して出てくる、成功するビジネスの原則は5つほどある。
・ 資本金が少ない。
・ 在庫リスクが少ない。
・ 利益率が高い。
・ 固定費が安い。
・ 毎月の定期収入が確保しやすい
いわゆるパーソナルトレーニング業においては、上から3つ(フリーランス等の業務委託契約であれば上から4つ)が当てはまるため、ビジネスモデルとしては悪くない。そして上記5つ全てに当てはまる意識として”コスト意識”が挙げられる。
特に自分が意識しているのが”固定費”であり、独立して失敗するパターンの大部分は、ここに原因があるではないかと感じている。
トレーナーとして独立するにあたって、事業計画書等で、収支予測を立てると思う。
この章では、よく陥りがちな落とし穴と、気をつけるべきポイントについて弊パーソナルトレーニングジムの、実際のデータを例に出し、ご説明させていただく。
2. 固定と変動費の考え方。維持だけで、毎月これだけかかる。
自分でビジネスをしたことがある人にとっては、言わずもがなとは思うが、初めて独立する方にとっては、収支のイメージがつきにくいところもあると思うので、直近、2018年4月の自分のフィットネス事業の収支明細(消費税を抜いたもの)を下記に示す。
2018年4月期 収支結果
ここから先は
5,262字
/
1画像
¥ 480
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?