終身雇用は過去のものらしい
サエです。セカンドキャリアアドバイザーの認定試験に合格しました!
先日、労働政策フォーラム(オンライン開催)に参加しました。
テーマは、新型コロナと働き方の変化─就業意識の変化と在宅勤務の動向に注目して─
10年前、私が育休復帰した頃、子育て中の社員が在宅勤務できる会社が羨ましかったです。
当時、私の勤めていた会社では、在宅勤務など導入されそうにもなく…
まあ、在宅勤務できる会社のほうが珍しかったので、日本で在宅勤務が広がるのはいつになることやらと思っていました。
ですが、コロナ禍の去年は在宅勤務が広がりましたね。
最初の緊急事態宣言では、私の周りでも在宅勤務している人が多かったです。
自粛解除と共に在宅勤務もなくなったという人もいましたが、IT系の会社では出社するのが週に1~2回という人も多いようです。
コロナは働き方に大きな影響を与えてるな~と感じます。
その変化の状況に関心があって、労働政策フォーラムに参加したのです。
在宅勤務増えたと言っても、テレワーカーは1,200万人程度で雇用者の2割程度。
特定の業種、職種、大企業、首都圏、正規雇用が中心。
2割でもすごく増えたんでしょうけどね~
これ以上に広がるのは次のステップのようです。
テレワーク導入におけるコミュニケーション、業務効率、評価など様々な課題に対しての調査や導入事例などが紹介されていました。
とはいえ、まだ模索中で、これからやりながら見直されていくのでしょう。
私が印象的だったのは、大手3社の人事関連部の部長によるパネスディスカッションで、もうすでに終身雇用は過去のものという点で共通していたこと。
「自立した個」というキーワードを出し、45歳からのセカンドキャリア支援や単年度契約の制度をすでに導入している。10年前くらいから、導入している制度もあるとか。
人事の世界では、すでに終身雇用は過去のものなんですね~~
「終身雇用が特別な環境だった」という話しもありました。
言われてみれば、私が新卒で入社した会社も私が退職するまでに2回も早期退職を行っていました。
終身雇用で働ける人の割合は年々減っているのでしょうね。
今どき、入社したときに「定年まで働こう」と思っている人も少ないだろうけれど、主体的にステップアップなり、キャリアアップなりを考えている人は増えているのかしら?
以前は民間資格だったキャリアカウンセラーが2016年に国家資格になったのもうなずけます。
働き方、今まさに変化している最中なんだな~と感じるフォーラムでした。