![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161283995/rectangle_large_type_2_d1edb09bc122cd37c2952f1262036240.jpg?width=1200)
30年周年、15年前
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161283900/picture_pc_fcd444053358123bc32cf1d268cb44a6.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161283920/picture_pc_0494e3804b69a7e01d43f56a0d685977.jpg?width=1200)
先日は大阪城ホールにて開催されたGLAYのコンサートに行ってきました!
今年大阪城ホール行きすぎ😅
でも大阪市内に住んでいるとアクセスが楽で本当にありがたいんですよね。
僕とGLAYの関係は以前も記事を書いたのですが、
僕がずっと昔からこだわっていたことがあります!
それは、2009年の15周年ライブの次にGLAYのライブに行く時は、絶対に2024年の30周年!!
30周年ライブに参加することは、15周年ライブに共に行った高校の、僕を含めて4人の仲間達の約束でした。
そして、30周年のライブでは何回も聴いた曲と新しい曲とを聴いて、GLAYが積み重ねて来た「それからの15年」を味わいたかったのです。
あれから、15年。
2009年ライブが行われた12月、当時の僕は16歳、そして2024年の今は30歳。
そして今月で31歳になるのですが、ほぼGLAYと同じ時に生まれ、今日まで歳を重ねて来たことを感慨深く思います。
16歳の頃。
思春期なりに悩み、葛藤を抱えながらも、ここから自分の人生が始まると希望に満ち溢れていました。
そして、当時の仲間たち。
僕の高校は地元の生徒よりも徳島県西部中から生徒が集まっていたため、高校に入るまで僕たちはお互いのことをまったく知らなかったんです。
所属していた部活も違うし、今思えば性格も違っていたような気がします。
そんな僕たちを繋ぎ止めたのは、GLAYの音楽でした。
ある日、
「音楽何聴くん?」
とありふれた話題にみんなが会話に参加し、一人が
「俺GLAYとか90年代にデビューしたバンドが好きなんよ」
ぐれー、グレイ、GLAY。
当時GLAYのことをそんなに知りませんでしたが、僕もロックバンドが好きだったので、もちろん知っていました。
「お前の趣味的にGLAYハマると思う」
そう言われて友達が貸してくれたCDはGLAYのBELOVEDのアルバム。
「あれ、想像してたよりも…」
そう、もちろんロックな激しい曲もあるのですが、GLAYの真骨頂は、特にアルバムBELOVEDは、優しい。
人の心に寄り添う、愛を語る、そんな優しい世界がBELOVEDのコンセプトなのです。
友達の一人が大好きだった、BELOVEDに収録されている「春を愛する人」。
今回のライブで聴くことができてとても嬉しかったです。
GLAYに魅せられたのは僕だけではなく、当時仲が良かった男子グループのみんなが夢中になり、クラスだよりでは、「男子のGLAYトークが面白かった」なんて担任の先生にコメントされるほどでした。
当時結成15周年を迎えたGLAYは、僕たちの街、徳島県にツアーで訪れることになったのです。
友達の一人が当時販売されたGLAYのベストアルバムに封入されていたライブチケットね申し込みシリアルコードを使い、申し込み上限数の4人分の応募をしてくれて、なんとチケットが当選しました。
「憧れのGLAYに会える!」
僕たちの興奮は有頂天に達し、ライブの日までを心待ちにしていました。
生のGLAYは、とてもかっこよかった。
GLAYはかっこいい、面白い。
自分たちにとって親ぐらいの年齢のGLAYのメンバーに憧れ、僕たちもこうなりたいと強く願いました。
最終的に僕たちは、高校3年生の文化祭のステージでGLAYのBELOVEDを披露しました。
ちなみにボーカルは僕😵💫
自分の歌が下手すぎてステージの上で泣きながら歌唱しました。笑
GLAY、やっぱり本当にすごいんだなと。
歌ってみて、演奏して知りました。
15年前に皆と交わした約束は、
「次に行くのは30周年!みんなで絶対に行こう」
15周年ライブ、残念ながら参加できなかった仲間もいて、彼も誘ってみんなでGLAYのライブに行って、ついでに同窓会しよう。
この約束を15周年ライブの帰り道に皆と交わしたものの、
「GLAYのメンバーその時もう50半ばやろ?もう解散してるやろ」
と一人が冗談を言った。
そうかも、と同調して笑い合う僕たち。
「解散してたらカラオケでGLAYを一晩中歌い合う会にしよう」
GLAYが30周年まで、その先も続いてほしいなと思いながら、カラオケでGLAYナイトも悪くないとも思いました。
しかしながら、GLAYは、
僕たちが憧れ、僕たちもこうなりたいと願ったヒーローたちは、30周年までずっと走り続けていてくれたのです。
一方で、高校を卒業して以降、当時の仲間とはメールの一通も交わすことがなくなり、今では彼らがどこで何をしているのかすらまったく知りません。
それでも、感じるのです。
きっと僕だけじゃない。
一緒にGLAYを語り、憧れた皆がGLAYの30周年という節目に、15年前のあの日を思い出したと思います。
これから先もずっと、
僕たちの友情はGLAYの歴史と共にあると思います。
友情とは何でしょうか。
常日頃顔を合わせたり、連絡を取り合うだけが友情では無いと思っています。
ふとした時に思い出し、相手の幸せを願う。
それもまた、一つの友情の形なんだと思います。
ただパフォーマンスを楽しむだけじゃない、様々な思いが心を駆け巡った、そんな夜でした。