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ビジネスコミュニケーションは難しいが、自分らしく。
そもそもコミュニケーションが苦手だ
人間関係の構築が異様に苦手にもかかわらず、よくも30年も文系で社会人をやってきたな、と思うわけだ。
サラリーマンのときは、上司の話がきけなかった。
いや、小学校のときから、先生の話はきけなかった。
長い話がとにかく苦手で、眠気を催し、関係のないことを空想してしまい、
ふと我に還るなど日常茶飯事だ。
但しだ、言い訳をするわけではないのだが、興味がないから聞けないのだ。興味のある話ならかぶりついてずっと聞いていられる。
だから、読書の方が好きだ。
それは、自分のペースで読み進めることができるからだ。
長尺な話をきくことに疲れて、心を閉ざす。
「そう思わないか?」ときかれ「そうは思わない」と言えないことが
チリツモになり、最終的には精神の汚泥となる。
後輩ができても、「きっと話をきくの面倒だろうな」と勝手にネガティブな予測をし話をしない。後輩の教育だとしても、フィードバックはすぐ終わるし、私よりできる上司を観察する方ががよっぽど後輩の人生の糧になるだろうと思い、自分ごときが教えるものなどしれているので、時間をかけるものでもない。
最悪なのは、媚をうって、相手が好きであろう話題をふってみたりする。
実にくだらない。
そんな自分に辟易する。
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ビジネスコミュニケーションの目的
ビジネス上のコミュニケーションの目的は、だいたいにおいて自分の立場を表明し、理解を得たり、自分の利益を確保したいがためのものであろう。
もっというと、カネの流れがコミュニケーションの流れで、会社から社員へ、上司から部下へ、クライアントから業者へ。言い方は悪いが、カネを出す方が貰う方へ強い要求を通すためにある、いわゆる縦のコミュニケーションが、ビジネス上での主なコミュニケーションだと思っている。
逆流のコミュニケーションはどうしても媚を売りがちになる。
営業からクライアントへ、下請けから元請けへ。部下から上司へ。
人としての価値はかわらないのに。ただ、会社が大きい、立場が強いというだけで、多少なりとも下流は媚びるし、上流は大きな態度に出てしまう。
横のコミュニケーションはいわば縦のコミュニケーションを円滑にするためのバックアップだと考えている。
これは個人の問題
いろいろ、書いてはいるものの、これをうまくやってのける人たちもいるし、努力で克服している人たちもいるのだ。だから、これは個人の能力や性格の差から生じる精神的な器の大きさの違いから生じているものだと思っている。
決して、相手の横柄な圧や空気の読めない長尺により自分の精神が蝕まれているなどと言うつもりは毛頭ない。
人同士のコミュニケーションは大好きだ
ただ、わたしは親しい友人や同じ価値観を持つ人同士のコミュニケーションはとても大好きなのだ。話は面白いし、時間はあっという間に経つ。インスピレーションも受けるし、エネルギーにもなる。
友達を増やしたいとか、そういうことは思わないが、各分野ごとに頼りになる友人がいることは本当にありがたいし、本音を言える時間があるということは自分にとって非常に貴重である。
共感できる人と仕事をする
自分で事業をやるにあたって、こう思う。
もっと強くいうならば、共感できない人とは仕事はしない。
いくら大企業の役員であろうが、有名であろうが、
縦のコミュニケーションを求めてくる人たちとは仕事はしないことに決めた。
そこで我慢したとしても結局うまくいかないからだ。
だったら、最初から我慢して話をきく必要はない。
仕事をするのに、そんなのは甘いと思われるかもしれない。
上に気に入られずどうする?と言われるかもしれない。
しかし、仕事では否が応でも我慢しなくてはならないことは山程ある。
しかも、やりたいことも沢山ある。だとしたら、共感できる人や「この人と仕事がしたい」と思う人と仕事をする。
そして、その人たちに喜んでもらえるように仕事をする。
改めて。そう思う。
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