ヤバスギな劇薬を飲んだハナシ

大体2015年ころ、とあることがキッカケでとある薬を飲み始めた。

その時20歳頃だろうか、私はアヘアヘの実を食べた全身性器の性欲人間になっていたのである。

この時期は俗に言う”モテ期”だったらしく、謙遜するわけでもないけどそれなりにモテた。今でも最悪だったと思うけど、当時付き合ってた彼女の他、セフレ含め4股くらいしてた。しかも関係をすべて隠していた。俗に言うゴミクズである。

私は心が清らかな真人間なので、心の片隅に罪悪感も僅かにほんの少しちょっとだけあったが、その時はサイコーに楽しかったので特に気にしてはいなかった。

けどそんなことが罷り通るハズもなく、割とすぐに修羅場を迎える。一気に天国から地獄へ突き落とされたのである。

彼女には泣かれブチ切れられ、セフレにはありもしない噂を共通の友人間に流され、もうセフレの一人には3週間ほどストーカーされ、友人の家に泣きながら逃げ込むもそこまで特定され追いかけ回されていた。至極当然自業自得である。

そこで猛省した私は、抜本的な原因を消すためにある行動をとった。

「-------------------------性欲を殺そう」と…


その日から、Google先生やYahooで「性欲 消す方法」や「パイプカット 痛い」や5chの身体・健康板に張り付くなどを繰り返す日々を3日くらい過ごしていた。そして出た結論が「”そういう”薬を飲む」ことだったのである。

さっそく海外から個人輸入して取り寄せたのがこの薬です。

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製品名は「Procur」というらしく、主成分は「シプロテロン酢酸塩」でできているらしい。Wikiに詳細がある。

よくわからんので引用。

酢酸シプロテロンは抗アンドロゲン剤です。男性ホルモン(アンドロゲン)の作用を阻害することにより作用する。また、精巣における男性ホルモンの産生を抑制し、女性の卵巣機能を抑制します。 通常は、成人男性における性欲亢進症の抑制、男性における手術不能な前立腺がんや、女性における過度な多毛等の重度の男性化などへの治療に用いられます。Procur(アンドロキュアジェネリック)は酢酸シプロテロンが主成分とした医薬品です。男性の性欲抑制や、前立せんがんの治療薬として医療の現場で取り入れられています。服薬には医師の処方箋が必要なお薬です。

要するに、抗男性ホルモン剤らしい。これをピルカッターで1/4等分にしたものを1日1回 期間で言うと半年弱服用していた。効果は大体2ヶ月後くらいから顕著に現れるようになった。ざっくり長所短所で書くと、

良い点

1,男性臭さ(皮脂臭っていうの?)が激減する

2,肌、髪がきれいになる

3,ひげが伸びづらくなる

4,性欲がミジンコ以下まで消え失せる

悪い点

1,ガチ鬱になる

2,性器が小さくなる

3,肝臓の数値(γ-GTP、AST/ALT)がメチャクチャ悪くなる

4,お酒が飲めない

5,キンタマが痛くなる

6,性欲が完全に戻らない

メリットとして恩恵を一番感じられたのが「体臭がなくなる」といった点。

元々この薬に求めていたことが性欲の抑制なので、副産物というか思わぬ効果が得られて当時は嬉しかった。あと髪の毛が増えた。

問題はデメリットで、デメリットが野獣先輩の枕並にデカすぎること。

中でもキツかったのが3で、当時全くストレスや不安なども一切なかったのに、急に将来が不安になったり、動悸や過呼吸、勝手に涙が出るなどの意味不明な症状に襲われるようになった。あとは健康診断の結果を見たときにAST/ALTの数値が共に基準値を大幅に超える90IU/L、γ-GTPは100IU/Lというあからさまに異常な数値になった。(昨年は基準値)

約半年投薬を続けたが、このあたりで恐怖感を抱き中断。1年くらいしたら肝臓の数値も基準値に戻ったが、そこからはの症状が出るようになったが、正直今は気にしてない。過去の自分への戒めとして受け取っています。

まとめ

結果的に性欲を殺す事に成功(?)した。代償もそれなりだけどまあいっかって感じw

よくよくこの薬に関して詳しく調べてみたら、「身体への負担が非常に大きく、肝臓がんのリスクを大幅に高める」的なことが書いてあって草生えた。

良い子のみんな、よくわからない薬の服用は、やめようね!

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