【映画レビュー】ターミナル#007[空港から出れなくなっちゃった]
『空港で働く人々との物語』
亡国のトム・ハンクス
出てくる人
ビクター・ナポルスキー
クラコウジア産まれクラコウジア育ちのクラコウジア人、とある目的のためニューヨークへ出発するも、ニューヨーク行の飛行機に乗っている間に故郷クラコウジアでクーデターが起きクラコウジア政府は転覆、産まれ故郷を離れたら母国が無くなり、無国籍者になってしまう。
出身国が無い以上ビクターは無国籍者扱いとなり、規則上彼の入国は認められず、政府が転覆し国交も断たれているためクラコウジア行の便を飛ばすこともできない。
フランク・ディクソン
空港の国境警備局主任。仕事はできるが冷徹な性格で警備局長に昇進する予定が、無国籍人間ビクター問題で予定の時期から昇進延期となり逆恨みする。
心温まるハートフルムービーなのに一人だけ悪役
アメリア・ウォーレン
ユナイテッド航空のファーストクラス担当のフライトアテンダント
実年齢より若く見えるが実際は39歳、一人でいるのが苦手で良い人に出会えず良くない相手との関係を引きづっている。
ジョー・マルロイ,エンリケ・クルズ,グプタ・ラハン
JFK空港に勤務する3人は思い思いに毎日の職務に従事する中で、ターミナルに滞在し続けるビクターと次第に親しくなり友人に。
ドロレス・トーレス
JFK空港の入国係官。もうひとつのロマンスポイントでもう一人のヒロイン
ざっくりあらすじ
主人公ビクターは、法の隙間に墜ちて、入国も出国もできない空港内にしか滞在を許されない状況に陥ってしまう。
係員に案内され責任者から状況を説明されるも英語が話せないビクターは彼の言う事を理解できない。
クラコウジア語を話せる人など、アメリカにはおらず通訳を用意することもなく、テレビに流れる母国のニュースの内容すら理解できない。
分かっているのは母国に異変が起きたことで、母国へ帰ることも、アメリカに入国することもできないという事。今はただ事態の進展を待つしかないという事。
空港内のターミナル生活を送るある日、磨き立ての床にスリップして転んだ女性。ビクターは彼女のもとへ駆け寄り介抱する。
アメリアと知り合ったビクターは、彼女と親しくなっていくうちに彼女へ好意を抱くように
ドロレスに好意を寄せるエンリケには、二人の仲を仲介して持ちつ持たれつの関係に
空港職員と親しくなるうちに彼らから、食事を貰うなど援助を受ける。
周囲の協力もありなんとかターミナル生活を送っていく。
本作のポイント
アメリアとの恋の行方は……
エンリケとドロレスは……
そして、
ビクターはアメリカへ入国することができるのか??
何の罪も犯していないのに入国できない不遇な状況にも負けずに前へ進むビクターには勇気づけられます😊
私もニューヨークを訪れた際はビクターと同じくJFK空港で入国したので、自分がこんな状況になったらなんて想像するだけでパニックです🤣
母国喪失の大混乱から徐々にターミナルでの生活を開拓していく、ターミナルってこんなものもあるのかって勉強になりました✍
ビクターが頬張るハンバーガーがとにかく美味しそうで🤤
とても心温まる、ぜひ観て欲しい楽しい映画です。
他にもいろいろ映画観てます!
ぜひ読んでみてください ➡ 【映画レビュー】
おもしろい映画や、オススメしたい映画などありましたらコメントで教えて欲しいです。皆さんよろしくお願いします!
私がJFK空港で入国審査した話はこちら😃