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【映画レビュー】ELVIS #015 [キング・オブ・ロック][伝説のロックスター悲劇の人生]

1950〜60年代アメリカで人気絶頂だったロックスター

エルビス・プレスリー

彼の栄冠とルーツ、そして不運な最期までをひとつの映画にまとめた作品

ELVIS

Queenの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」のエルビス・プレスリー版かな?と期待しましたが

その作風はどうも違っており

主人公はエルビス・プレスリーではなく、彼を手掛けたマネージャーの男

マネージャーの語り口からストーリーが始まり

エルビス・プレスリーはこうだった、こんな時にはこうしていた

などと、思い出を振り返るような場面展開

これが今ひとつ気持ちが入らない………

せめて、このマネージャーがとても良い人で努力の末、エルビス・プレスリーを大人気にさせたのなら感情移入できて楽しいのですが

このマネージャーがとんでもないクソ野郎で

エルビス・プレスリーの歌唱力を良いことに金儲けの道具としてこき使い

時にはエルビスの家族を脅しに使うなど、卑劣な手を使いエルビスを追い込んでいきます。

エルビス・プレスリーという男は歌手としての面が注目されますが、その人格はとても素晴らしい人でした。

白人の産まれでありながら、幼少期から黒人文化に触れ人種差別などもってのほか

人種や年齢、性別問わず全ての人に全力で歌を魅せる

家族思いで、家族を養うため身を粉にして歌い続け最期には過労で死んでしまいます。

彼の死は決して健やかなるものではなく、誰一人として納得のいく最期ではありませんでした。

本当なら今も尚、人々を魅了していたのでは?と思わせるほどの絶大な歌唱力で

死の淵まで最高のパフォーマンスを披露していました。

極悪マネージャーにこき使われて居なければ、健全に活動していたでしょう。



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子供の頃から映画が大好きで、映画の世界をこの目で見たくて英語も話せないまま、スーツケース片手に一人旅立ちました。 旅で起きた楽しい事や面白い事を今後も書いていきます。 最近は映画の感想も書いてます。 次の記事も読んで貰えると励みになります╰(*°▽°*)╯