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カキフライを食べに行ったら不幸が重なり満足できなかったので、ドーナツ好きとしては無視できないKITTE大阪に出店した北海道発のお店に行ってきた

気温も下がり、すっかり冬模様の日が続いています。

この季節になると食べたくなるもの多いじゃないですか。

鍋、おでん、ブリ、肉まん、そしてカキフライ。

やっぱり冬といえば牡蠣ですよ。

今年も3月はじめに福島の老舗洋食屋「ニュートモヒロ」で絶品カキフライに舌鼓を打ったのは記憶に新しいところです。

(「ニュートモヒロ」のカキフライは死ぬほど美味いので大阪にいる人は全員行くべき)

今回も美味しいカキフライの店はないもんかと探していたら、前回同様にインスタで目ぼしい店を見つけましてね。

しかも、その店は夏頃に一度行こうとしたものの満員で泣く泣く諦めたお店でした。

前から気になってた洋食屋ですし、なにより冬季限定でカキフライを出しているとのことなので、これはカキフライ好きとしては無視できないなと思って馳せ参じました。

以前は昼の12時前にお店へ伺いましたが、満員かつ待ちも発生していたことから、今回は早めに11:20に到着。

それでも店内に入ると、すでに5〜6人いらっしゃいます。
変わらない人気ぶり。

お店へ入った瞬間からめちゃめちゃいい匂いもしますし、しかもメニューは手書き。

メニュー手書きの店だいたい美味い説に沿えば、確実に美味いといえますね。

名店の予感が漂います。

もちろん、オーダーはカキフライをチョイス。

値段が福島のニュートモヒロ(850円。今冬も同価格かどうかは不明)の倍くらいしたので、ぶっちゃけ「高っ」と思いましたが季節もんですし、なにより物価高ですからね。こればかりは仕方ありません。

でもそれ以外のランチメニューは1000円前後なので、場所(北浜と堺筋本町の間くらい)を考えると妥当な値付け。むしろ安いのか。

11時半になる頃には満席に。

ぼくは出入り口すぐの席に座るよう促されたのですが、出入り口に背を向ける形で着座したため、来店者がドアを開けるたびに冷気が入り込み寒いんです。とくに尻が。

満席後も何組かやってきてはドアを開け閉めするので、尻が冷えてきました。

「頼むから外で待ってくれ…。寒いんや」とは、さすがに言えず、じっと耐えるしかありません。

こちらのお店は出入り口付近にレジがある(つまり座っている席の後ろ側)のですが、寒いからと店員さんが好意で、レジ前で待たせるんですね。

ギリ大人4人が立てる程度の広さしかないのに。

もちろん季節は冬ですから、狭かろうが中で待ってもらうという、その対応は何も間違っていないと思います。むしろ優しい。

しかし、ぼくとしては常に背後を取られた状態となるため、気になって仕方ありません。

しかも途中から待ちが2人から4人に増えたことで、間接視野にずっとスーツを着たビジネスマンがいる状態が完成しました。

めちゃくちゃ気になります。

真後ろに大人4人が立ってることに気を取られてしまっただけでなく、その後もお客がとめどなくやってくるため、その度にドアが開き、入り込む冷気が尻とカキフライとご飯を冷やします。

で、肝心のカキフライ。

こちらのお店は、牡蠣を複数個まとめてあげるスタイルのようでカキフライ自体のボリュームがすごいのはいいのですが、タルタルソースの酸味が強く感じられて、あまり好みの味ではありませんでした。

寒くなるから冷めるし、間接視野にずっとスーツおるし、出入りする人がもれなく全員横を通り過ぎていくなど、「いまいち集中できないな」と思いながら食べていたら、「ガリっ」と嫌な音が。

なにか固いものの存在を口の中で感じます。

慎重に、慎重に、該当する小さなものを出してみると、牡蠣の殻の破片。

まさにダメ押しでした。

小さな不幸が積み重なり、全く集中できず、もはや味がよくわからなくなってきました。

誰が悪いとかではありませんが、終始こんな感じで集中が乱される環境の中で完食。

満腹にはなりましたが、満足感を得られず、とても消化不良なランチになってしまいました。


まあ、外食してたらこんな日もあるよなと自分を慰めながら大阪駅方面に向かう道中、そういえばKITTE大阪に北海道初の人気ドーナツ店が大阪発上陸したという情報を思い出しましてね。

ドーナツ好きとしては無視できないなと思っていたことに加え、この鬱屈した気持ちを鎮めるには甘いものしかないってなもんで、やってきたのがこちらのお店。

12月19日にオープンした、「MILK DO dore iku?」(ミルクドドレイク)

こちらのドーナツは、十勝の小麦粉や道内の牧場に依頼した生乳を使用しているとのこと。

北海道好きとして俄然期待値が上がります。

13時の段階で30人くらい並んでおり、一瞬怯んだものの、ランチに納得できなかったので並びました。

メニューはおおまかにこんな感じ。

イートインしている人がほぼいなかったので、どうやらみなさんテイクアウトの模様。

それならすぐに買えるだろうと高を括っていましたが、10分、15分と時間が経過。

遠くから注文〜会計〜受け渡しの一連の流れを見ていて、オペレーションに若干思うところはありましたが、まあ新店舗ですからね。仕方ありません。

20分ほど待って、いよいよ自分の番がやってきました。

こういう新店舗に来たら、まずはスタンダードなメニュー、人気のメニュー、限定メニューあたりを選ぶのが鉄則といえるでしょう。

てことで、人気No.1の「純生ホイップ」、人気No.2の「カスタード」、そして大阪店限定の「ヨーグルト」の3種をチョイスしました。

左下から時計回りで、純生ホイップ、ヨーグルト、カスタード

「生ドーナツ」を謳うドーナツ屋さんは最近多いですし、梅田のとある人気店の生ドーナツを以前食べてみたところ、ぶっちゃけ「ミスドの方がいいな」と思ってしまったのですが、今回はどうでしょうか。

まずは、「純生ホイップ」からいってみましょう。

生地は、「生」とうたうだけあって、もっちもち。
生クリームは甘すぎない上品な味わい。あっさりとした口当たり。

想像している以上にあっさりとした味わいでペロリといけます。

美味い。

続いて、「カスタード」

中のカスタードクリーム、、これ美味い!
濃厚なのに、しつこくなくて、軽い。
生地との相性もいいですよ。

最後に大阪店限定の「ヨーグルト」
ドーナツにヨーグルトは組み合わせたことがないので、一番味の想像がつきません。

切ってみると、ヨーグルトの香りが漂ってきます。

口に含めば、なにやら懐かしい感じの甘みと酸味が感じられます。

どこかで食べたことある味やけど思い出せない。

バニラヨーグルト的な?美味い。
さっぱりとドーナツ楽しみたい人にいいかも。


いずれも晩飯を食べた後のデザートとして頂きましたが、全然重たくなく、あっさりといけるので、甘いの苦手という方にもおすすめですよ。

ブラックコーヒーともよく合いそう。

今回の中なら個人的には、カスタードが一番気に入りました。

また近くに寄った際には、チョコとか別の種類も試してみたい。

MILK DO dore iku? KITTE大阪店
大阪府大阪市北区梅田3丁目2−2 B1F

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