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とんかつ好きとしては無視できない。至高の領域に近い、千林にある「とんかつ ふじ井」
購読している堀江貴文さんのメルマガ内で、大阪の千林にめちゃくちゃ美味いとんかつ屋があると紹介されていたので、それはとんかつ好きとしては無視できないなってことで早速訪問してきました。
そのお店というのが、京阪の千林大宮駅からすぐの「とんかつ ふじ井」さん。大阪メトロ谷町線の千林駅からでも歩いて数分のところにあります。
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メルマガ内では「最高のとんかつ」と激賞されており、お店のご主人は元・フレンチシェフで、とんかつの奥深さに魅せられて開業してから1年であっという間に人気店になったとのこと。
この情報だけでも相当に期待が大きくなり、胸トレでバチバチに追い込んだあとのように大胸筋が高鳴ります。
これは「食べない」という選択肢はないなと、その場でランチを即予約。
こちらの公式LINEに友達登録すれば簡単に予約が可能です。手軽でいい。
そして、迎えた当日。
日課である、午前の筋トレの時間を通常よりも30分以上早めてジムへ。ガッツリ追い込んでから、急いで帰宅してシャワーを浴び、いざ千林へ向かいます。
谷町線の千林駅から、千林商店街を歩いて到着。店頭にはメニューが。
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事前に、サイドメニューであるミンチカツも必食であるという情報を掴んでいたので、どの組み合わせにしようか悩んでいたのですが、一番上に書かれた「平日限定のランチセットメニュー」を見てみると、ヘレカツとミンチカツorささみカツがセットになっているじゃありませんか。
悩んでいたぼくにとっては渡りに船。
メニューもすっきり決まり、予約した時間となったので、いざ入店。
11時半でしたが、すでに席(カウンターのみ)は満席でした。さすがの人気です。
ランチセットをオーダーさせていただいたあとにメニュー表を見てみると、お肉はもちろんのこと、脇を固めるお米や塩、ソース、お味噌汁にもこだわりが感じられます。
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ご飯も、お米の5つ星マイスターが時期ごとに、美味しいお米をチョイスしているとのこと。確実に美味いと思えたので、食べる前からおかわりすることは決定しました。
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筋トレで身体も動かしたあとですから、空腹具合は最高潮。万全のコンディションといえます。
ワクワクしながら数分待っていると、まずはご飯とお味噌汁、キャベツが届きました。
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揚げ物を食べるわけですから、まずはキャベツからいただきます。
ドレッシングは「ゴマ」と「にんじん」の2種類で、まずは「にんじん」で楽しみます。
キャベツはシャキシャキでとても水々しい。無限に食えそうです。水分がすごくて、ほぼ固形の水じゃないかと思うほど。
キャベツからして美味いなぁと感心していたら、いよいよ主役であるヘレカツとミンチカツがお見えになりました。
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思わず見惚れてしまうほどに美しい、肉汁の輝き。神々しい。
このままアートとして飾っておきたいくらい、上品に仕上がっています。
上弦の参である猗窩座の言葉を借りるならば、醸し出されているオーラは「至高の領域に近い」といえるでしょう。
お前もとんかつにならないか?と聞かれたらノータイムで「はい」と答えてしまうところです。
では、、いよいよ実食。
一口目は何もつけずにいただきます。
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・言葉が見つかりません。
37年生きてきて、この美味さを表現できる言葉に未だ出会えていないのかもしれない。
これは「美味い」という言葉で一括りにしてはいけない気がする。
ヘレカツの肉は、今まで食べたことがないほどに甘く、肉を優しく包む衣はサックサクで口当たりが軽いったらありません。
そして、溢れる肉汁はめちゃくちゃジューシーなのに、まったく脂っこくない。
なにこれ。ほんまに揚げ物のカテゴリー?
ぼくの知ってる揚げ物とは完全に一線を画していたのですが、見た目はれっきとしたヘレカツだったので、混乱のあまり脳みそがショートしかけました。
正気を取り戻すために、続いては塩をかけていただきます。
「・・・っっぅぅぅまあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
と、大声で叫び出したい衝動に駆られるほどに美味い。
塩をかけることで肉の旨味と甘味が一層引き立ちます。
いや、一層どころじゃありませんね。
何層も何層も旨味と甘味が重なります。
旨味と甘味のミルフィーユです。
ミルフィーユカツじゃないのにミルフィーユされてるってどういうことなんですか。
あまりに美味いため、このままだと脳がバグりかねない。
一旦落ち着くために、ミンチカツへ。
食べようと思って箸で触ったら驚きました。
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肉汁が半端なさすぎて皿の柄が透けちゃってる。
すごいな、これはと思いながら一口。
もうね。
口腔内が肉汁の洪水で溢れるんですわ。
冠水で警報で避難指示ですわ。
比喩として使うべきではないと思いながらも、わかりやすく伝えるために言うと「小籠包かよ」と思うくらいに肉汁がすごいぞ、このミンチカツは。
しかも、これがまた上品な脂で、甘いんですわ。
ミンチカツって普通1個で十分じゃないですか。
こちらのミンチカツなら、10個くらい一気に食べられると思います。
それくらいにジューシーなのに口当たりが軽い。
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ご飯に乗せたらこれでお茶漬け的な感じになるくらいにジューシー。
そんなミンチカツありますかって話ですよ。
あっという間に、ご飯もキャベツもおかわり(それぞれ1回までは無料)して完食。
美味すぎた。
ホンマに感動した。
なんなら食べ終わってから数時間経過して、この記事を書いてる今も感動してますからね。美味さが時空を超えてきてる。
ちなみに、食べている時に汗をかいたんですが、あとから考えると、おそらくあれは汗ではなく、毛穴から感動が溢れ出てたんだと思いますね。
ランチセットはヘレカツ2個、ミンチカツ1個だったので、一見するとボリュームは多くないかもしれません。
しかし、補って余りあるほどの美味さに心もお腹も満たされます。
なので、まるで良い映画を観たあとのような心地よい余韻に浸りつつ帰路につけます。
このお店があるだけでも大阪市内に住んでてよかったなと思えるので、これを読んだ大阪市民は全員行ってください。
予約が取りづらくなるのも困りものですが、マジで一度食べていただきたい。
次は、ロースいってみようかな。サイドメニューはささみカツで。
いやぁ、早くも楽しみです。