スパイスカレー好きとしては無視できない。堂島で平日の昼だけ営業の「Spices Curry Synergy」
堂島に「平日の昼間しか営業していない人気のスパイスカレー屋がある」という噂を聞き、スパイスカレー好きとしては無視できないなと思ってやってきたのが、「Spices Curry Synergy」さん。
雑居ビルの2階にあるお店で、11時半〜14時まで営業されています。
11時半過ぎに行けば大丈夫だろうと余裕綽々でお店へ伺ったところ、すでに7人ほどの行列が。
並んだ後にも続々とお客さんがやってきます。中には、行列を見て、諦めて帰る人もチラホラいたほど。
店頭にはメニュー看板が置かれており、事前の情報では「秋刀魚」とか「あじ」を使ったカレーも週替わりで提供されていると確認していたので、青魚好きとして無視できないなと思っていましたが、今週はどうやら「ムール貝のキーマ」のようです。
スパイスカレーの具といえば、肉か野菜が定番と思っていましたが、こちらでは魚介の具材をふんだんに使用されているようです。
結構珍しいのではないでしょうか。
スタンダードメニューである「ジンジャーポーク」「ほろほろチキン」も気になるところですが、ここへ来たからには、やはり魚介カレーを食べたいところです。
そんなことを考えながら、店の入り口に近づいてくると、漂ってくるのは鼻腔をくすぐる芳しいスパイスの香り。食欲をそそります。
結局、10分ほど並んだところで、店内へ。
カウンターだけのこじんまりとしたお店で、女性店主さんがお一人で切り盛りされているようです。
席で改めてメニューを見ると、どうやらメインのカレーにポークとチキンをそれぞれ100円であいがけにすることも可能であることが判明しました。
これは渡りに船ってなもんで、「ムール貝のキーマ+ほろほろチキン」(1100円)をオーダー。
昨日のプロ野球のドラフト振り返り動画を見ながら待っていると、思った以上に素早く到着しました。
提供はやっ。
真ん中の黄色く輝くターメリックライスを挟んで、上にムール貝、下にほろほろチキンが鎮座しています。
美しい見た目。
早速、いただいてみましょう。
まずは、ムール貝から。カレーにムール貝か、なんてオシャレなんだろうと思いながら一口。
口腔内には磯の香りが充満し、海の幸を堪能していることを大いに自覚できます。
カレーはスパイスが効いており、なかなかのパンチ力。
結構、辛い。いや、普通に辛い。けど、まったく嫌な辛さじゃありません。
スパイス独特の、あと引く辛さというか。
今度はライスと一緒に食べてみましたが、ライスは割と固めに炊かれている印象です。ターメリックライス自体がこういうものなんですかね。
続いては、あいがけトッピングした、ほろほろチキン。
これはもう名前の通り、肉がほろほろ。スプーンで簡単にほぐれちゃう。骨付き鳥は軟骨まで食べたい派なのですが、軟骨まで柔らかく仕上がっています。
スパイスの効いたルーとの相性もいいですね。
そしてここからは、あいがけしたカレーを混ぜながら食べ進めていきます。
スパイスが身体に入るたびに、代謝が促進されるのを感じます。
めちゃくちゃ汗がでる。
発汗作用が刺激されまくるので、紙ナプキンで拭いても拭いても止まりません。なんなら午前中の筋トレよりも汗かきましたからね。
食べ終わると、お口直しとしてはちみつ入りのヨーグルトがサービスされます。スパイスで激しく火照った口の中を優しい甘みが中和してくれました。
平日の昼間という限られた時間でしか楽しめないレアなスパイスカレーですが、超絶人気のお店となっているので、ぜひ一度お試しあれ。
Spices Curry Synergy
大阪府大阪市北区堂島1-5-35 堂島レジャービル 2F