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ごま好きとしては無視できない。大阪・中津にある「担々つけ麺 ごまゴマ」の白ごま担々つけ麺

さむい。

寒波のせいで気温が低い。

ついでに言うと、財布の中もさむい。

例年に比べてこの時期にしては仕事の発注が落ち着いてしまっており、なかなか痺れる日々を過ごしています。

しかも、1月に富山行ってバカみたいにご飯食べて(バチくそに美味かった)、結構お金使っちゃったし。

※最終日である3日目について書いてないことに気づきました。書かねば。

しかし、人間とは不思議なもので寒さを感じると自然に暖(だん)を取ろうとするんですね。

気温の低さに抗おうとしているからか、はたまた仕事が増えなくて焦っているからか不明ですが、ここ数日は小刻みに震える日々を過ごしていますよ。

やはり、こう寒いと心身ともに温まるものが食べたいと思うじゃないですか。

何かいいお店はあるまいかと、なんとなく梅田方面から中津エリアへ新御堂筋沿いを歩いていると、気になるお店を発見しました。

「坦々つけ麺」とありますね。
つけ麺の店かぁと、通り過ぎそうになったんですが、よくよく見るとですね

「ごま」とあります。

いけません、いけません。あやうく見逃すところでした。

これは「ごま」好きとしては無視できません。

しかし、坦々つけ麺のフォントと比べると、「ごま」の主張が幾分小さい気がします。

これまでも気づかずにスルーしている「ごま」好きも多いかもしれませんね。

「恐ろしく目立たない主張。おれじゃなきゃ見逃しちゃうね」と思いながら、入店しました。

11時半で開店直後ということもあってか、お客は他に1人のみ。

店内はカウンターだけで6席。小ぢんまりとしたお店ですね。

店主に促され、端っこ席に陣取りメニューをチェックします。

メインメニューは以下の3つ。
「白ごま坦々つけ麺」
「焼き味噌つけ麺」
「黒ごま坦々つけ麺」

いずれも30段階から辛さを選べるようです。多いな。

白ごま坦々つけ麺は850円からとお手頃ですね。財布が寒い日が続く中では、渡りに船。

「信じられないほどのお手頃価格だ。久々に血が騒ぐぜ」と心がたぎったんですが、なんせ初めての店で辛さがどの程度なのか検討もつきません。

悩んだ挙句、スタンダードっぽい「白ごま坦々つけ麺の2辛」を麺大盛り(無料)でオーダーしました。

サイドメニューのチャーシュー丼も気になりましたが、初見ですからまずはつけ麺のみに。

注文してから数分で客が増えだし、あっという間に満席になりました。外で待ってる人もいるっぽいですね。

注文したつけ麺が届くまで、先にごまをすって待ちます。

美味しい食べ方の指南もテーブルに張り出されています。

店側が美味いと言っている方法は信用せざるを得ませんので、郷に入っては郷に従えの精神で忠実に再現しようと読み込んでいたら、白ごま坦々つけ麺が出来上がったようです。

良い。

熱々スープに、大盛り麺、そしてトッピングはネギと半熟の味玉、おこげ、麺に隠れていますがメンマという布陣。

では、まずスープからいただきましょうか。

お、ごまの風味を感じる。
いいですね、美味い。

・・・あ、2辛でも結構パンチありますね。
辛いのが苦手な人は、1辛で十分楽しめるかもしれません。

ではスープを混ぜ、麺を絡めて。

ごまの風味とほどよい刺激のあるスープに、麺がよく絡む。

いいですね。美味い。

途中で、ごまを加えていくと、さらに風味が増してくるので、ごま好きなら味変を楽しみましょう。

スープの中にはゴロっとしたチャーシューもいくつか入ってましてね。これがまた美味いわけ。

たぶんチャーシュー丼のチャーシューも同じのを使っているはずなので、次回頼んでみたいと思わせてくれる美味さですよ。

途中投入した、おこげも存在感を発揮してくれます。

少しの間スープに浸しておくと、いい感じに崩れて食感のアクセントになり、スープが染みるので味わい深さが向上。

良いぞ、おこげ。

残りのすりごまと、卵、メンマ、ネギを入れると、また違った味わいが楽しめるのも良い。

ぜんぜん飽きない。

1食で複数の味わいと食感を楽しめるのはいいですね。

ということで、あっという間に完食。

最後は、もちろんスープ割。

すりごまのおかげで、より一層ごま感を楽しめますから、最後まで美味い。

ごま好きならスープ割まで楽しむことをおすすめします。

ただでさえリーズナブルなお値段ですが、100円引きのサービス券をいただいたので、財布と気温が暖かくなるまで通い続けようかなと思います。

担々つけ麺 ごまゴマ
大阪府大阪市北区豊崎2丁目4−5


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