「手段が目的化してるぞ」って日常で言いたい!
ここぞというときに出せたらカッコいいフレーズランキング第5位。
意味のおさらい
「手段が目的化している」とは、本来成し遂げたかった目的を忘れてしまい、目的を叶えるための手段にのみ注意が向いている状態です。
その行動により叶えたかった夢を忘れてしまい、なぜこの行動をしているかを意識できていないということです。
例えば、「文章力を向上させる(目的)ため、毎日noteを投稿する(手段)」と決めた人が、文章力向上という目的を忘れ、「毎日投稿すること」だけに専念している状態などがあります。
「影響力のある人間になりたい!」と思い、Xのフォロワーを増やすことを決心した人が、途中から「Xのフォロワーを1万人にするにはどうすればよ良いか」に取り憑かれる。これも同様です。
結果的にフォロワーが増えるので、影響力の拡大という目的は達成できるかもしれませんが、ただフォロワー数を増やすことだけが「やりたいこと」にすり替わっています。
†今だ†
上でnoteとXの例を書いた通り、意外と多くの場面で使えます。
ぷよぷよ対戦
「もっと強くなりたい…勝てるようになりたい!」
今は2連鎖が限界だ。
連鎖の練習をしなければ。
1ヶ月ほど経ち、だんだん連鎖の練習自体が楽しくなってきた。
8連鎖が安定してできるようになったころ、「せっかくだし、10連鎖できるようになりたい!!」と考え、さらに連鎖練習に励んだ……
だが、ぷよぷよの実戦においては、大きな連鎖を組む前に2連鎖程度で相手を邪魔したり、相手の組み方のミスを見抜き、10連鎖よりも短い連鎖でスピーディに息の根を止めるといった戦法があるはずです。
もちろん連鎖自体を伸ばすことも勝つためには必要ですが、当初の目的である「勝ちたい」を叶えるのであれば、「10連鎖はどのように組めばよいか?」だけではなく、「勝つためにはどんな方法がある?」「どんな練習をすれば良いか?」を考えなくてはなりません。
手段の目的化を引き起こしたぷよらーは、
対戦相手のアルルからきっとご指摘を受けることでしょう。
目的が明確でないものすべてに言える気がしてきた
何故かぷよぷよという少しニッチな例が浮かんだので書きましたが、
どの分野においても「手段の目的化」は起こり得ます。
上の例で言えば、10冊という目標を5冊に減らし、動画編集の時間を確保することができれば、知識の発信という目的を叶えられるはずです。
行動のその先にある目的を見失っているものに対しては、
「†それ、手段が目的化しているよ†」と言える余地があると考えていただけると良いです。
これであなたも、立派な「手段の目的化警察」です。
当初のこの文章の目的とズレたような気がしますが、きっと気のせいでしょう。
余談
「手」段と「目」的とあるように、実際に身体を例にすれば覚えやすい…
と思ったのですが、そうでもなかった。
一応書いておきます。
うーん。
どうも具体例で把握するほうが早いように思いますね。
おわり