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軽井沢に旅行に行きました!写真はありません!

 木々に囲まれながらのドライブ。まばらでしたが、全体的に葉が赤く色づいていました。渓流釣りで30cm超えのニジマスを釣り、刺し身で食べるという貴重な経験。まさか白子まで食べられるとは…。浅間山の牧場で濃厚なソフトクリームと、蕎麦をいただきました。山の上は空気が澄んでいて気持ちが良く、呼吸するたびに肺がひんやりとします。

 …旅行の報告は以上です。紅葉、ニジマス、牧場、ソフトクリーム、蕎麦の写真はありません。すべて想像で補っていただければ幸いです。

光景をスマホではなく脳に残す男

 自覚していませんが、きっとドMなんでしょう。私が旅行に行った際は、写真を撮らない縛りを自らに課しています。理由はこちらで書いた通りですが、「写真に残さない代わりに、今この瞬間を目に焼き付けなければいけない」と自分自身を追い込むことにより、その光景に没頭するためです。
 マインドフルネスになり、脳に紅葉や美味しかった天ぷらの味を深く刻み込みます。そして、受験勉強のように何度も思い返して、旅行の思い出を帰宅してから完成させます。おかげさまで私の脳には、美味しかったあの衣と天つゆで満たされています。きっと日本に食人種がいたら、真っ先に私を喰うことでしょう。そんな自信があります。

旅行くらいはスマホに頼りたくない男

 旅行の醍醐味は、普段では感じられない感覚を味わうことであると思っています。その軸を忘れてしまうと、ただ写真を撮ることが目的になってしまう。二度と訪れることのないであろう道を歩く心地よさは、その場での感覚が全てです。写真からでは現地の空気は吸えません。旅行をしているのは生身の私であって、セルカ棒に取り付けられたiPhone15ではない。

 スマホの写真アプリではなく、五感を稼働させましょう。五感は、休日に長時間労働に耐えられるタフな従業員です。また、料理や体験など、旅行は未知との遭遇の連続です。眼の前に道の生き物が現れたとき、「未知の生き物だ!写真を撮って後で見返そう!」などと思う人はいないはずです。その場で必死に考え、それを理解しようとするのが正常な行動です。

 花の美しさと同じですね。枯れるからこそ、咲いているときがキレイだと言える。旅行もまた、その場での感覚が貴重であるからこそ、善いものであるのだと考えます。写真で旅行した気分になれるのなら、Googleマップで十分です。きっと、明日からでも無料で世界一周ができることでしょう。
(それはそれで、少し面白そうですが)


おわり


x:https://x.com/MajinNewType

余談

…とか言いつつ、1枚だけ写真を撮りました。
群馬の嬬恋村とこのすばがコラボをしているようで、水のパッケージが特別仕様になっていたのです。

なんかブレてるな

あれ、めぐみんは…?
群馬側から、村を燃やしかねないとして拒否されたのでしょうか…

また、キャベツが一玉100円でした。嬬恋村、恐るべし。



 


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