ネロ

ずっと機械設計を専門にしてきたゲーム好き。しばらく方向性が定まらなかったが、勉強したこ…

ネロ

ずっと機械設計を専門にしてきたゲーム好き。しばらく方向性が定まらなかったが、勉強したことを記事にしていくスタイルにした。最近はBlender記事を投稿気味

マガジン

  • 【妄想記事】もし○○が無くなったら

    今 当たり前のようにあるものが無くなった そんあ世界を妄想するシリーズです

  • キーボードスタンドを作ろう!

    ふと思い立った、キーボードスタンド制作の過程を記録したマガジンです。3D造形に興味のある方の参考になれば幸いです。

  • 三角測量を使ったステレオ方式の測距

    マシンビジョンなどで使われる三角測量を使った測距の原理について説明します。専門書やネットになる解説資料では式展開が難解であったり、概要説明で終わっているケースが多く苦労した経験があるので、自分がつまづいた点を踏まえてどのような手順で計算しているかわかるように解説したいと考えています。  まだ不慣れなこともあり、1~2回/月程度の更新頻度になるかと思います。のんびりした投稿になりそうですがどうぞお付き合いください

最近の記事

chatGPTsでRPGのバトル風ゲームを作ってみた話

はじめに 非常に期間が開いてしまいましたが、アウトプットする重要性を感じ始めているので簡単ですが記事を投稿。 ずっと気になっていたchatGPTplusにとうとう登録してしまいました。カスタムできるchatGPTがどのように嬉しいのかいまいち理解していなかったのですが、時間が一瞬で過ぎたかと思うほどのめりこんでしまいますね chatGPTsでRPGのバトル風ゲーム「RPGバトルマスター」 めちゃくちゃ簡単に作れました。とりあえず物を先に貼っておきます。 タイトルとロ

    • 【Blender】QRコードモデルの生成

       QRコード画像をモデルに落とし込めないか色々探した内容を備忘録として残しています。   1.LogoTracer png画像のアルファ値を読んで画像の輪郭+輝度情報を抜き出すことができる。結構便利。参考URL↓  ただ、QRコードを読もうとすると輪郭が丸まってしまいうまくできなかった。(かろうじてデコードはできたが、見た目が宜しくない) 2.SVG形式のQRコードを使う 一般的に画像データは輝度情報だけですが、ベクトル情報を持った画像データも作れるようで、SVG形式と

      • 迷惑メールの回答をChatGPTならどう作るか?

        ※おことわり)結果を先に書くとうまくいきませんでした。 ↓の様なメールが届きました。(千葉ダイレクト?)身に覚えのない金融機関なので明らかに迷惑メールです。 普段ならごみ箱行きですが、最近はやりのchatGPTに回答を作ってもらおうと思いました。まずはメール文章をそのまま入れてみる。 今度は次のような質問に変更。 予想外の方向にベクトルが向いてしまいました。もう少し丁寧に質問します。  この後色々試すが似た回答がループしました。最後に回答文章ではなく回答メールと質問

        • 【妄想記事#0】もし○○が無くなったら

           ふと思いついたアイデアで、まったく何の役にも立ちません。でも、もし皆さんの思考を刺激する何かを提供できれば幸いです。(テスト投稿としてナンバリングは0にしました) 考え方 今この世界で当たり前のようにあるものが無くなった世界を妄想します。今の社会や技術力では到底起こりえないが、もし未来にそれが起こっていたとしたら”なぜそれが無くなったのか”を妄想します。 最初のテーマ【もし死が無くなったら】 もう語りつくされているテーマではありますが、今ふと思いついたので記事にしてみま

        chatGPTsでRPGのバトル風ゲームを作ってみた話

        マガジン

        • 【妄想記事】もし○○が無くなったら
          0本
        • キーボードスタンドを作ろう!
          3本
        • 三角測量を使ったステレオ方式の測距
          5本

        記事

          急に動物のモデルを作りたくなって、モデリングしたのが来コレ↓

          急に動物のモデルを作りたくなって、モデリングしたのが来コレ↓

          【Blender】人の顔を作ってみる(最終回)~髪~

           前回に続いて顔のモデリングです。例の如く作り方の解説ではなく、作った過程を残したものです。  最終回は髪を生成します。そして参考にさせていただいたのは今回もこのサイト。↓https://signyamo.blog/3d_front_hair/ パーティクルを色々いじるのではなく、メッシュを作り部位ごとに作り方を変えながら生成するようです。 ベジェを使い髪の曲線を作り、断面を設定してやるとこんな感じ。パーティクルと違い、厚みが出やすくなります。  前髪だけだと寂しいので

          【Blender】人の顔を作ってみる(最終回)~髪~

          【Blender】人の顔を作ってみる~眼・耳~

           前回に続いて眼と耳を入れていきます。前回同様操作解説ではなくやってみた結果を書くスタイルです。参考にさせていただいたのは前回に引き続き↓のサイト  ただ、こちらのサイトはアニメ調の顔をイメージされているので、少し端折ってリアル寄りの形に近づけています。(初心者がへんに型を崩そうとしているので中途半端感は出てしまいました)   まずは眼とまつげ、眉毛部分。  次が耳。サイトで便利ツールが紹介されていた。 耳のモデルを生成してくれるツール。これ以外にも、MakeHuma

          【Blender】人の顔を作ってみる~眼・耳~

          【Blender】人の顔を作ってみる~輪郭編~

          ↓の記事を参考に人の顔を作ってみました。  顔を作るのって、てっきり基本となるオブジェクトを変形させて作るのかと思っていたのですが、輪郭を作りペタペタと面を貼っていく作業でした。キャラクターの文字通り”顔”となるパーツなので、特にメッシュが多くなるパーツですね。  解説を見ながら面を貼りつけたところがこれ  解説では、”形状を作る前に、構造を作りなさい”と書かれています。なので↑はま構造を作っただけで位置調整はこれから(決して下手なわけではない(はず))。解説では、どの

          【Blender】人の顔を作ってみる~輪郭編~

          「今の収入に満足しているか?」と訊くのは野暮に感じる。 「なぜお金が必要なのか?」と訊いてくれた方が親身に感じる。 ときどき知らない人からくる電話に対して思うことでした

          「今の収入に満足しているか?」と訊くのは野暮に感じる。 「なぜお金が必要なのか?」と訊いてくれた方が親身に感じる。 ときどき知らない人からくる電話に対して思うことでした

          【Blender】パーティクルで困った話と参考になった情報の話

          最近Blenderをちょこちょこ触っています。まだ数カ月ですが、難易度を考えず↓のような猫の顔を作ってみました こいつにヘアーを追加しようとしたらこんなことに どうしたらよいのかと頭を悩ませていたのですが、良い解説サイトを見つけました↓ どうやらミラーでモデルを作っているのが原因だったようです。子パーティクルを設定するか、ミラーを確定させると良いらしい。子パーティクルを設定するだけだと毛の向きが変になるので、ミラーを確定させるのが安定しそうです。 こうするとヘアーが反

          【Blender】パーティクルで困った話と参考になった情報の話

          Blenderの練習 絵本「ねないこだれだ」 のお化けを3Dで描いてみました。。。。 似てる?

          Blenderの練習 絵本「ねないこだれだ」 のお化けを3Dで描いてみました。。。。 似てる?

          Blenderを使ってみる

           前回記事からだいぶ時間が経ってしまいました。数式を扱った記事にしたいなと思いながら記事にできるようなテーマがなく、プライベートがバタバタしていたこともありさぼり気味になっていました。 Blenderを知る  前回キーボードスタンドのモデリングで苦労したので、何かフリーでよさそうなCADが無いか探していたところ、会社の同僚からBlenderをいうツールの存在を教えてもらいました。オープンソースの統合型CG制作ソフトと紹介されています。  私は今までCADを使った工業用部

          Blenderを使ってみる

          3DCADでキーボードスタンドをモデリング~その2~

           前回から半年ほど時間があいてしまいました。昨年子供が産まれたのですが、かわいらしくて育児もやりがいがある反面時間を作るのが難しいですね・・・それでも段々と時間が取れるようになってきて記事投稿を再開することとしました。 ストッパ部分を作る  キーボードがずり落ちないように両サイドと下側にストッパを作ります。まず、底面基準で基準面を作り、その面基準でオフセットした面を新たに作ります。  オフセット面が出来たらそこにストッパ形状を描いていきます。先ほど作った基準面をクリック

          3DCADでキーボードスタンドをモデリング~その2~

          3DCADでキーボードスタンドをモデリング~その1~

           ずいぶん間が空いてしまいましたが、モデリングについて書いていきます。(Creoと言っても、自分が触っていたCreo Parametricとは大分使い勝手が違っており、操作方法を調べるに時間が掛かってしまいました) ワークプレーンの設置  細かな作りこみの前に、大まかな形状をまず作ります。ソフトを起動すると下のような初期画面が表示されます。  側面から描こうと思うので、側面にワークプレーンを置きます。ツールバーにあるワークプレーンをクリックします。 名前はデフォルトの

          3DCADでキーボードスタンドをモデリング~その1~

          キーボードスタンドを作ってみる

           こんにちは。キーボードの角度がもう少し欲しいなとずっと感じていました。手帳などを挟んで角度を付けたりもしたのですが、やはり安定しない。。。最近は、3Dプリンタも個人で注文しやすくなっているようなので、この機会に自分でモデルを作って造形してみようかと思い立ち記事にしてみました。 スタンドのイメージ  すごくざっくりですが、下のようなスタンドをモデリングしようと考えています。 モデリングツール  造形は外注するとして、モデリングを何にするかが問題なのですが、調べてみると

          キーボードスタンドを作ってみる

          ステレオ視における画素同士の関係

          はじめに  前回は、ステレオ方式での、三角測量の計算過程を解説しました。2次元のときとは異なり、行列計算で導出したことと私の解説不足でなかなか理解が難しかったかも知れません。ただ、カメラ1とカメラ2の画素座標と相対的な位置関係(回転行列Rと並進行列t)から交点を求めているのだということがご理解いただければ良いです。  本マガジン最後の投稿となります今回の記事では、前回の式を変形して、プロジェクタのある画素から投影した光がカメラのどの画素で見えるのか、画素同士の関係を式で表し

          ステレオ視における画素同士の関係