知っておきたいニュース(小中学生向け)
知っておいた方がいいと思うニュースをまとめておきます。
小中学生にもわかってもらえるよう、かみ砕いて説明したつもりです。
詳しく知りたければURLをクリックして確かめてください。
オミクロン株 日本で3人目の確認
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211206/k10013377401000.html
オミクロン株がイタリアに滞在歴がある30代の男性から発見された。政府関係者(官房長官ではない)によれば、日本人だという。日本人の感染確認は初めて。
後藤厚生労働大臣は臨時の会見で、陽性者が乗っていた航空機には陽性者とは別に41人がいて、すべて濃厚接触者として取り扱うという。また濃厚接触者と認定された方に関しては地方自治体と連携しつつ厚生労働省が健康観察を行うという。
あくまで感染確認が初めて出会って、もう私たちの身の回りでオミクロン株の感染は広がっているかもしれない。どんなウイルスかまだ分かっていませんが、感染を広めない努力は私たちでもできるので頑張りましょう。
中国がアメリカの民主主義の問題点指摘
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211205/k10013375621000.html
中国外務省は「アメリカの民主の状況」と題して文書を発表。アメリカの民主主義は、①少数のエリートが統治している②人種差別の問題や貧富の格差が広がっている③「民主主義」を名目に他国の内政に干渉した(※)結果、戦争を招き(例:アフガニスタン)、人道的な悲劇を生んだ。またこの文書とは別に前日には、④「中国が独自に質の高い民主主義を実践してきたなど」と主張する白書を発表していた。
要するに、今月12月9日から2日間、アメリカのバイデン大統領が中心となって「民主主義サミット」をオンラインで開催します。約110か国や地域の首脳を招くということです。「民主主義サミット」には、中国など民主主義とは言えないもしくは人権などを無視する独裁的な国に対抗するために民主主義の国や地域が集まって対処していく狙いがあります。そんなアメリカに反論したい、もっと言えばアメリカをバカにしたい。そんな狙いが隠されているとみていいでしょう。
ただ「今の中国はどうなのか?」と突っ込みを入れたい人も多いと思います。民主主義の国も問題点があるのは事実ですが、問題点がオープンになっていたり問題点を指摘できているのも民主主義です。
(※)「内政に干渉した」とは、「ある国の決めたことに口出しをする。文句を言う」という意味です。中国は中国国内で行っていることに関して口出しされたくないため、アメリカから批判を受けるたびにこの言葉を使います。また、アメリカ嫌いの国や独裁的な国を中国の味方にするときにも使います。視点を変えれば、中国は他国から批判されるようなことをやっていると主張しているとも言えますが…。
オミクロン株は別の株とは違うウイルスから変化した
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211205/k10013375071000.html
記事によると、慶応大学医学部の教授が調べた結果、①デルタ株やアルファ株などとは全く違うウイルスから変異したことが推測されるという。また、②ウイルスが人間の細胞に侵入するときのいわば“鍵”に当たる部分「スパイクたんぱく質」には約30の変異があるという。デルタ株などの3倍ほどの変位量だという。さらに③ウイルスが増殖する際に必要な酵素に関わる遺伝子の変異も起きているという。
要するに、「今までのデルタ株やアルファ株などとは遺伝情報がちょっと違うので、今のところ性質がよくわからない。だから感染を拡大させないよう努力し続けましょう」ということです。
中国でのすべての女子テニス大会を中止
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211202/k10013370991000.html
中国のテニスプレーヤーが中国で使われているSNSで、中国で政策を決めるメンバーだった人の不適切な行いを発信した後、その選手が姿を消した問題。女子テニス協会は中国に対して調査をしっかり行うよう伝えたものの、信頼できる方法で取り組んでいないと女子テニス協会は判断。そのため香港を含む中国本土での大会をすべて中止すると判断した。
多くの人がいて社会が成り立つのは事実であって、人として生きる権利を守ることも政府の役割のはず。人権侵害が行われている国に対してどのように対処していかないといけないのか。そのヒントを教えてくれるかもしれない。
セブンイレブンが過疎地でのドローン配達の実験
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211202/k10013371761000.html
ドローンを使って店内の商品を届けてくれるサービスが実現するための実験を行ったという。記事によると、「会社では2025年度までに、最短30分で商品を届けるサービスを全国で展開する計画で、過疎地などでの活用を念頭にドローンによる配送を実用化したいとしています」と2025年までに全国でドローン宅配を広げたいとしている。過疎地では思った通りに移動できないという型もいらっしゃるので、そういう人にとっては楽になるかもしれない。
ただ、ドローン配達は病院や公園などの指定された場所に届けてくれるということなので、自宅に届けてくれるかはこの記事ではわからない。今後詳細がわかってくるでしょう。
アルコール消毒だけでは病気になるものも
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211201/k10013367551000.html
アルコール消毒は、病原体の脂質を溶かす性質があります。ということは、脂質の膜で覆われていない病原体(ウイルスなど)をやっつけることができません(ウイルスには「死滅する」ではなくて「不活性化」という言葉を使います)。そのため、脂質でおおわれていないノロやロタ、サポウイルスなどによって感染性胃腸炎になるケースが最近増えているという。
アルコール消毒だけでは防げない病気もあるので、せっけんやハンドソープによる手洗いによってウイルスを洗い流す必要があるそうです。
ナマハゲの認定「ナマハゲ伝導士」の試験 実施
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211205/k10013375701000.html
ナマハゲに伝道師試験があることを初めて知った。
老朽化した橋の修理 修繕が終えるまで20年かかる
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