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日本へのサイバー攻撃の検出数が3年連続で世界1位

イーセットジャパンが「ESET脅威レポート 2023年上半期版(2022年12月~2023年5月)」を公開しています。

ESETのオンドレイ・クボヴィッチ氏は「日本へのサイバー攻撃の検出数が、3年連続で世界1位になっている」としています。
全世界におけるサイバー攻撃自体は減少傾向にあり、日本でも検出数は2%とわずかですが、減少しているとのことです。


出典:イーセットジャパン


出典:ESET脅威レポート2023年上半期版

上記は日本におけるマルウェア検出のTOP10を表したグラフです。
日本においては「HTML/Phishihg.Agent」「DOC/Fraud」による攻撃が増加していることが指摘されています。


■HTML/Phishing.Agent


添付ファイルやリンクを開くと、「24時間以内にパスワードを解除した後、引き続きパスワードをしようするか、新しいパスワードを設定してください」などの文言で認証情報を入力するように指示し、パスワードなどを盗む仕組みです。

日本での検出数は、全体で1番多く32%に上っており、前期に比べて27%増となっています。


■DOC/Fraud


利用者のPCがマルウェアに感染し、「アダルトコンテンツを視聴している様子を録画している」などと通達し、身代金を支払わなければ録画したものをインターネット上に掲示したり、友人や家族に送信するなどというような性的恐喝による攻撃です。

日本での検出数は、全体の28.6%を占めて2位に入っており、前年比233%増と、この半年間で急増しているようです。


■サイバー攻撃への対策


システム管理者や外部のサポートに相談
不審な画面が出たら個人で判断せず、システム管理者またはお使いの機器のサポートセンターなどに連絡し、指示の下対応するようにしましょう

セキュリティ製品の導入
セキュリティ製品を適切に導入することで、さまざまな脅威からネットワークを守ることが可能です

OSやソフトウェアを最新に保つ
脆弱性を悪用した攻撃を防ぐために、常に最新の状態にアップデートするようにしましょう


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