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【受講記録】ヨガベーシック

今回印象的だったのは、プランクからランジの足へ移る時に、音を立てて床に足裏を置いている人が多かったこと。スタジオ各地から聞こえてくるドンドンドスンの音で少し気が散ってしまった。

心当たりがある人はちょっと試しにやってみて欲しいんだけど、

膝を胸に近付ける
→重心を前に移動して肩の真下に手首があるところまで持っていく
→股関節を引き込みつつ踵、土踏まず、母指球の順にそっと下ろす

ってやれば、巨人の一歩みたいなおっかねえ足音立たないよ。
ドスーンって音がするたびにこっちはびっくりしちゃうんですわ、できればお願いしたい所存にございます。

ちなみに私は3段階目の「股関節を引き込みつつ」がまだまだ苦手。音は立てていないとはいえ、踵を床に突き刺していると言っても過言ではない。


お節介ついでにもう一つ。

レッスン中にハァハァゼェゼェ息をしている人へ。

ちょっと頑張り過ぎだから、その姿勢やポーズは軽減させた方が良いよ。息が上がるのは無理してる証拠。筋トレパートならまだしも、ハイランジの時に肩で息しちゃってるとか、ポーズのキープ中に息止まっちゃってるとか、思い返してみるとやってるかも…ってことはない?

ヨガは自分の体・心を追い込むものじゃなくて、自分を優しく労るもの。時には挑戦してみてもいいけど、無理だと思ったら引き返して心地良いところに戻って欲しい。インストラクターさんから軽減方法が提案されているのなら、それを試してみるのもいい。その選択をしたからといって誰かから恥ずかしい・弱者だと認定されはしない。
もう少し頑張れそうなのかどうなのか、間を行き来して最良のポイントを見つけてみる。気付いて、選択して、その人にとっての最良ポイントを見つけられている人はとてもカッコ良いと思う、私は。

ちなみに今回のレッスンで言うと、ラクダのポーズで後屈したら膝のお皿あたりに痛みを覚えたので、無理して足首を掴まないことを選択。一つ前の段階である”腰に手を置いた後屈”をしてみても痛かったため、膝立ちで直立することにした。
思い返すと、以前インストラクターさんとの雑談の中で「骨格とか肉のつき方は人によって様々なので、どうしてもできないポーズがあったりするんですよね」と聞いたので、その時から”綺麗にポーズが取れるようになる”を絶対的なゴールにしなくなったように思う。

また、最近はヘルニアの影響か、チャイルドポーズで腕を前に伸ばすのがしんどいので、腕をお尻の横に持っていき、肘を外に開いて休むようにしている。

シャバーサナでは足を前に伸ばすと反り腰が強調されて腰が痛い時があるため、膝を立てることも。「なんなら仰向けじゃなくて横向き寝でもいいんですよ」ってアドバイスしてもらったこともある。そうなの!?仰向けじゃないとダメだと思ってた…!


長々と書いてきたけど、積極的に自分の心地良さを追求してみるの、大いにアリっすよ。

レッスン後に
「今日はこれができなかった…いつもだったらできてるのに…」
などとその日の出来不出来をジャッジするんじゃなくて、
「できたこと・できないことに気付けて良かった~」
「今日の自分はそういうコンディションだったんだなあ」
「選択できて&自分に優しくできて私すごい!」
と思えるといいよね。
きっとその方が幸せ。

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