![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103117001/rectangle_large_type_2_f3180f85ceec0b40b6bc39859de327ec.png?width=1200)
E.V.2023 曲紹介 ルーマニア
アーティスト名:Theodor Andrei
曲名:D.G.T. (Off and On)
ルーマニアというとドラキュラを連想するのは何も日本人だけではないようです。
こんなこと言うとルーマニア人に怒られちゃうんじゃないだろうかと思うこともありますが、むしろ彼らもナショナルイメージとして有効活用しているんじゃないかなと…ユーロビジョン見てると思える時があります。
2013年大会の代表曲It's My Lifeのステージ見てると、歴史上の人物でもなく、ブラムストーカーの小説でもない、これが俺たちのドラキュラだ!…とでも言わんばかりのドラキュラっぷりを見せてくれます。
あまり言うと怒られそうなのでこの辺にしておきます。
今年のルーマニア代表Theodor Andreiは幼少のころから様々な選考会に出場するなど、芸能活動に意欲的だったようです。
現在はコンポーザーや俳優業をこなしつつ歌手としても着実にキャリアを積んでいるとのこと。
彼が今年のユーロビジョンで歌うD.G.T. (Off and On)は、軽薄な感じのエレクトロポップ。
ボーカルはしっかりロックしてますが、BGMはポップス。
なんか不思議なバランスです。
PVは倒錯した色気を前面に出すルーマニアン・ストロングスタイル(勝手に命名)。
ポルトガルやスペインのようなラテン系の明るさは皆無な、東欧独特の暗いエロスとでも言いましょうか…メイクとか見るとやはりドラキュラを意識してるのかな…と。
チャラいなぁ…でもタレント性あるなぁ…。
彼の露骨なステージがユーロビジョンの視聴者層にどう評価されるのか、ちょっと興味は惹かれます。