可愛い肉塊🎀

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最近の記事

死にたい夜の暇つぶし

 「もう一日たりとも生きていたくない」と思ってから何日生きているんだろう。今日も相変わらず死にたい。死にたい日々の中でも特に死にたい夜は、Wikipediaで「自殺・自決・自害した日本の著名人物一覧」を見る。  没年月日が新しい順に著名人の名前が並び、手段や没年齢などが一覧となっている。備考欄には発見の経緯や原因と思われる直前のトラブル等が記載されている。あんなに才能がある人でも、あんなに綺麗な人でも自ら死を選ぶのか。あの人ってこんな若くして亡くなっていたのか。AV女優と作

    • 詐欺とハッピーエンド

       ハッピーエンドといえば、中学生の頃、携帯小説の貸し借りをしていた中尾さんはハッピーエンドしか受け付けない人だった。貸すときに毎回「これハッピーエンドだよね!?」と念を押されていた。懐かしいな、さほど仲良くはなかったけど携帯小説の貸し借りはしていた中尾さん。  ところで、ハッピーエンドってなんなんだ。最終回で男女が結ばれてハッピーエンド?国が治ってハッピーエンド?死んだ母さんは僕のことをちゃんと愛していたと知ってハッピーエンド?物語はそこで終わりかもしれないけれど、人生は続

      • ドドドドドドドドドドーナツ

         昨日はとっても良い気分で過ごせました。未遂後初めてのことです。こんな気持ちがずっと続くといいなと思いました。ということで(?)ずっとやってみたかったことにチャレンジしてみます。 ミスドのドーナツ10個チャレンジ! 私が選んだドーナツは以下の10個。 ・ピカチュウドーナツ ・ポン・デ・リング 2個 ・カスタードクリーム ・ゴールデンチョコレート ・チョコファッション ・ダブルチョコレート ・ポン・デ・生チョコショコラ ・ポン・デ・ザクショコラ ・クッキー&ストロベリーリン

        • 今思えば性犯罪者だった元担任の話

           私の中学1年生のときの担任の先生は、今思えば明らかな性犯罪者だった。ターゲットは男子生徒。可愛らしい顔立ちの少し生意気な子がタイプだったのだと思う。私は当時のクラスでいじめられたり揉めたりしたことがあったため、担任と2人で話す機会も多かったが何か変なことをされたことはなかった。ほかの女子生徒からそのような話を聞いたこともなかった。性犯罪に対して鈍感だった当時の私でさえも担任の男子生徒に対する接し方には違和感を覚えていた。しかし、「相手が女子だったら洒落にならないけど男子とか

          「死ねる」はお守り

           2024年11月27日。赤口。乙未。良いフナの日。小室哲哉66歳の誕生日。私にとっては、自殺未遂から1ヶ月、奨学金完済、退職のおめでたい日。ということで、記念に何か書きたいと思う。  私はつらいことがあるといつも「本当に限界がきたら死ねばいい」と思って生きてきた。そう思うとどんなにつらくても未来が不安でも「まだそのときではない」ともう少し頑張ることができた。実際にエンディングノートや遺書を書いたり、身辺整理をすることで気持ちを落ち着けることもあった。私にとって「死ねる」は

          「死ねる」はお守り

          熱いお茶を淹れよう

           「好きな飲み物は?」と聞かれたら、多分「お茶」と答えると思う。私はよく家で熱いお茶を淹れる。使うのはスーパーやドラッグストアに売っている普通のティーバッグで、特にこだわりはない。規定の量を守らずにお湯をなみなみ入れる。だいたい緑茶かほうじ茶。紅茶も嫌いじゃないが家では飲まない。この前間違えて買った玄米茶は回転寿司チェーンの味がした。  私が家でお茶を淹れるようになったきっかけは、3年半程前に三重県で伊勢茶の試供品をもらったことだ。その頃(も)、私は仕事を辞めたばかりでプラ

          熱いお茶を淹れよう

          『夢の最悪なトイレ展』

           睡眠改善薬を飲んでも一向に眠れないので、夢に関する馬鹿馬鹿しい記事でも書こうと思う。私は睡眠中に尿意を感じたとき、トイレに行く、もしくはトイレを探す夢をよく見る。そして、私が夢の中でまともなトイレに出会えることはまずない。  お決まりのパターンがある。夢の中で尿意を感じ、トイレを探し回り、見つける。しかし、やっと見つけたトイレの状態は非常に悪い。それでも仕方なくそのトイレを利用する。排尿しているはずなのに全くスッキリしない。もしここでスッキリしてしまった場合はつまりそうい

          『夢の最悪なトイレ展』

          走馬灯の編集ができるなら

           もし、死ぬときに見る走馬灯の内容を自分で選ぶことができるとしたら人生のどのシーンを入れるだろうかとときどき考える。私がこんなことを考えるようになったのは根深い希死念慮とは何の関係もなくて、前職の先輩が何かの冗談で同僚に「◯◯さんが死ぬときの走馬灯に1コマぐらい僕のこと入れてくださいよ〜」と言っているのを聞いたことがきっかけだ。以来私は人に親切にされたり誰かと楽しい時間を過ごしたりすると「このシーン走馬灯に入れようかな」、誰かに対して腹が立つと「お前なんて私の走馬灯に1コマも

          走馬灯の編集ができるなら

          大人の美文字に憧れて

           子どもの頃、大人になれば誰でも大人っぽい文字が書けるようになると思っていた。でも立派な大人と言える年齢になった今の私の字は中学生みたいだ。小学校低学年頃までの私は「字が綺麗」だと褒められることが多かった。ところが、3年生のクラス替えで仲良くなった友達の影響で私は「綺麗な字」ではなく「可愛い字」を目指すようになった。止め、はね、はらいがしっかりした字なんて可愛くない。そんな字プリクラにも書けないじゃん。私はピチレモンを読んだり友達の可愛い字を真似したりして丸っこくて読みにくく

          大人の美文字に憧れて

          檸檬

           昔からなぜか妙にレモンに惹かれる。その理由は上手く言語化できない。好きなフルーツはシャインマスカット、梨、いちじく。唐揚げのレモンはあってもなくてもどっちでもいい。レモンサワーも別に好きじゃない。居酒屋で見るレモンには全く魅力を感じない。  私はモチーフや題材としてのレモンが好きなのだと思う。私の好きなレモンに関連した作品をいくつか紹介したい。 ①米津玄師 『Lemon』 これはあまりにも有名すぎて説明不要でしょう。歌詞をちゃんと聴いたことのない人は改めて聴いてみてほし

          花のある生活

           私の人生でまさか自分のためにお花を買う日がくるとは思わなかった。これまでに何かの節目で花束をもらったことはあるが、「私ってこういう色のイメージなのかな。あー、今日一日荷物になるなぁ」と思うだけで嬉しくもなんともなかった。一人暮らしの部屋には花瓶などなく、何か他の容器で代用するほどの気持ちもなくて、束のまま汚い部屋に転がして枯らしてしまうような人間だった。せっかくの綺麗な花束を飾りもせずに枯らしてしまうことへの罪悪感は勿論あったので、花束は少し迷惑なものという感覚だった。

          記憶力の話

           私は記憶力が良い。そのことを人に話すと「円周率覚えてたりするの?」「徳川十五代将軍全部言える?」などと聞かれることがある。学生時代、暗記科目は割りと得意ではあったが、私が特に強いのはエピソード記憶だ。エピソード記憶とは、個人的な経験に関する記憶のことで、例えば「先週の日曜日は母とココスでハンバーグを食べた」というような記憶がエピソード記憶に含まれる。  私はこのエピソード記憶がとにかく強い。興味の有無に関わらず何でも覚えている。職場の上司や同僚の子どもの名前はたびたび話題