第93話・「1年で何が変わる」〜The magic of being reborn in a year〜
ふと気がつくと、1年が経っていた。
習慣になれば毎日やることも、一度手を止めてしまったら永遠に忘れてしまうかのように時が過ぎ去っていく。
つい先日、1月29日(水)は21時36分に水瓶座の新月だった。
「趣味作家newmoon」
そこで、久しぶりにこの肩書きを思い出す。
本業に没頭することになり、しばらくnoteも見ていなかったが、改めてページを開いてみると前回の更新が2024年2月4日と、約1年の歳月が過ぎていた。
時の流れとは、早いものだ。
思い返してみるとこの1年で、私の生活スタイルは大きく変わった。
その大きな変化の一つは、食生活がまるで変わったこと。
昨年の一番のトピックとしては、これまでの人生で最もが最悪の健康状態となってしまったことだった。
とはいえ、大病を患った訳ではないのだが。
それまでは健康的に過ごしていた方だったが、去年は健康診断で初めてE判定となり、要再検査を余儀なくされた。
改めて医師の診察に行くと、今すぐに薬を飲んで治療を開始した方が良いと言われる始末。
しかし、それを私は断った。
「3ヶ月でいいので、自分なりに改善して様子を見るので、それでも数値が下がっていなければ諦めて薬を飲む治療から始めます。」
そう医師に伝え、3ヶ月後に検査の予約を設定する。
「必ず検査に来てくださいね。色んなサプリメントを試しても、そんな短期間で数値が劇的に下がるものではないことは多くの人たちを見てきて感じておりますので、次の検査で数値が下がっていなければ必ず薬を飲んでくださいね。今のままだと将来的に心筋梗塞や脳卒中などの恐れもありますから。」
これまで、自分が不健康になっていくことなど考えもしなかったが、やはり年齢と共に身体機能は、意識しないと低下する一方なのだろう。
決めて断ち切ると書いて「決断」である。
そこからは自分の身体の声に耳を傾けながら、身体のパフォーマンスを下げる要因になる食生活を全てやめていくことにする。
サプリメントなどで栄養を補うのではなく、不健康になる食生活を全て断ち切っていくことからスタートした。
そうやって食生活を見直すことで、奇跡が起きていく。
3ヶ月後に予定通り、病院に出向き再検査を行なっていくと・・・
「すべての数値がA判定」
つまり、超健康優良児に変わっていたのである。
その結果を見ながら、改めて食の重要性を実感し、これからも食生活で改善した項目は続行することにした。
人間の血液は120日のサイクルで新しく生まれ変わると言われている。
脳細胞、肝細胞、腎細胞は、約1年。
筋肉は速い細胞は1ヶ月で生まれ変わり、遅い細胞は200日で新しいものに生まれ変わるという。
そういった意味で、改めて去年1年間で、全体の細胞がよりクリアなものに生まれ変わったのかもしれない。
食生活を変えて、明らかに体力が向上した。思考もクリアになった。体重もピーク時から7キロくらい減り、臓器の状態が良くなっているからか、睡眠の質もまるで変わり、それまであった寝ても疲れが取れていない感覚も一切なくなっている。
こうした内側の変化だけではなく、外側の世界の見え方も変わっていった。
世に出回っているものの多くが、お金を使って身体に負担をかけるものに溢れているということだ。
この1年で外食を一切やめた。
甘いものが好きだったが、スイーツ関係も一切やめた。お酒も定期的に飲んでいたが、それも一切やめた。20年以上、ずっとコーヒーをほぼ毎日飲み続けていたが、それも一切やめた。
それまでの自分が「好きだと思っていた食生活は」ほぼすべて辞めたといっても良いかもしれない。
好きなものを食べるのではなく、身体が喜ぶものを食べる。
そんな発想に切り替えて食生活を改善していくと、たった数ヶ月で身体パフォーマンスが大きく変わっていった。
身体が資本。
健康あってこその、人生の充実。
こだわりだしたら徹底的にやりたくなるので、食生活の改善を軸に生活習慣を整えていく日々を送っていくと、1年があっという間に過ぎ去っていきながら今年を迎えることになっていた。
去年は、今までの人生にない過ごし方をした1年。だからこそ、今年からの1年がより楽しみになっている。
令和7年は、過去最高の状態の自分でスタートする1年。
改めて、1日1日をより大切に過ごしていこう。
20億PV
趣味作家newmoonより
【趣味作家newmoon電子書籍】