newmoのnewなひと〜PdM @shika358〜
newmoに新しくジョインしたメンバーを紹介する「newmoのnewなひと」。どんな経験や思いがつながり、どんなきっかけでnewmoに飛び込むことを決めたのか、一人ひとりの回答からnewmoやメンバーそれぞれのことを、より深く知っていただければ嬉しいです。
今回取り上げるnewなひとは、Product Manager(以下、PdM)のshikaさん(@shika358)です!それではどうぞ。
ものづくり好きの原点はDTM。CTOからPdMとしての自然なキャリアチェンジ
PdMの渡邊 瞬です。shikaと呼ばれています。
飲み会で、草の野菜ばっかり食べていて「鹿みたいだな(笑)」と言われたのがきっかけで、このハンドルネームをずっと使っています。
ざっくりした経歴は、高校卒業後、DTM(Desk Top Music)という音楽制作の専門学校に通いながらバンド活動をしていました。並行して、コールセンターの請負企業で管理業務を行っていました。
IT業界に入ったのは前職が初めてで、不動産管理会社向けのシステムを開発している会社にプログラマーとして入社しました。最終的にCTOとして、約100名の開発組織を3年間マネジメントしていました。合計13年ほどその企業で働いていました。
DTMで楽曲を作っていた経験からも、「ものづくり」が好きな自分の気質は感じていて、前職でもプロダクト部の立ち上げを行い、CTOの枠に囚われず、サービス企画もしていました。今回、newmoでソフトウェアエンジニアではなく、PdMとして入社したのもこういう背景があります。
バズワードに飛び付かず、タクシー事業との二刀流という、地に足ついた切り口で社会課題に向かう姿勢に魅力を感じた
事業戦略発表会でnewmoを知りましたが、前後してたまたまXでPdMのugeneさんのYOUTRUSTのカジュアル面談が流れてきました。
日本でライドシェアがどう始まるのかという単純な興味から、転職するつもりはなかったものの、カジュアルに話を聞いてみようと思い、面談に申し込みました。
その後、Beer Bash(エンジニアチームが不定期で開催しているカジュアルイベント)にも参加し、newmoのプロダクトチームの人たちと話したり、考えを聞いたりするうちに、気づいたら入社を決めていました(笑)
自分にとってはそのくらい、緩やかでかつ自然な選択でした。
newmoに惹かれたのは、ライドシェアというバズワードに飛びついていなかったこと。タクシー業界も両方やるのは面白いと思ったし、日本という社会が抱える課題を解決していこうという視座の高さが、なおさら魅力に思いました。
また、前職でもDXが遅れていた不動産業界で解決策を提供してきた経験があり、CTOのsowawaさんとの面接でも「shikaさんが不動産業界で進めてきたようなことが、newmoでもいっぱいあると思う」と話してくれ、そこに共通点を感じました。
実際、働き始めてからも「この感じ、知ってる!(笑)」という場面に、早速遭遇しています。
「社会貢献」が40代に突入した自分のテーマ。社会が変わる瞬間を目に見える形で届けていきたい
40代になって以降、目に見える形で社会に貢献したいという思いが漠然と強くなっていました。その中でヒットしたのが、ライドシェアでした。
私自身、30代の頃に山登りに夢中になっていました。色んな景色を楽しめる縦走登山をしたいけれど、車で登山口まで行くと同じ場所に戻る必要があります。山は電波が悪かったり、下山しても変な場所に出てきたりするので、ぴったりにタクシーを呼ぶのが本当に難しくて…。もしライドシェアが普及していたら、地元の人がすぐに迎えにきてくれたのかな、なんて想像していました。
ライドシェア自体は、他の人もよく話していますが、とにかく海外で初めてUberに乗った時は衝撃でした。アプリの中で完結する体験に、「アメリカのタクシーに感じていた不安はどこへ?」と考えがガラッと変わりました。
また、前職はtoB向けのサービスだったので、利用者が身近にいることはどうしても少なく、生活を良くしているかが目に見えて感じづらかったようにも思います。Uberのように、人々の考えや感じ方が変わる瞬間を社会に届けられたら面白いんじゃないかなと思いました。
自分の役割に固執せず「何でもやる」気持ちが今のnewmoでは一番大事
実は、入社初日から大阪出張に行きました(笑)
さすがに初日に出張するとは思っていなかったので驚きましたが、これもnewmoのスピードを体感する良い機会でした。
PdMとして入社しましたが、プログラミングやコーポレートITも担当しています。抽象的なことを形にしていくのが今までのキャリアでもやってきたことであり、これからも役割に縛られず何でもやるつもりです。
まだまだスタートアップなので、「これをやる」と決めつけ過ぎずると、辛くなってしまう人もいるかもしれません。変化が起こりやすいカオスな環境なので、会社の流れに乗り遅れないためにも、「何でもやる」という気持ちで、固執せず柔軟に対応できる人なら、この環境やスピード感を楽しめると思います。
今後は、タクシーという既存業界を良くしていくことに挑戦したいと考えています。
日本のタクシーは、他国と比較すれば「安心・安全」は一定担保はできていると思う一方で、レガシーな慣習やDXの遅れが残っているので、それらをしっかり整備したいです。
また、例えば運転手の方の点呼や日時の集計業務など、まだまだデジタル化が進んでおらず紙を使った運用も多く、もっと効率よくできるような業務も散見されます。さらに、タクシーは全国各地で展開するので、各地域の特性や習慣を活かしたサービスにもしていく必要もあります。根付いているものを尊重しつつ、何をどう変えるべきか議論を重ね、事業を成長させながら、より良い形でサービスや業界を進化させていきたいと考えています。
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