newmoのnewなひと 〜ソフトウェアエンジニア・tacamy〜
newmoに新しくジョインしたメンバーを紹介する「newmoのnewなひと」。newmoという会社や働く人のことを、より深く知っていただければ嬉しいです。今回取り上げるnewなひとは、ソフトウェアエンジニアのtacamyさんです!それではどうぞ。
高校中退→フリーター→派遣→マークアップエンジニア…ひとつづつ積み上げて今に至る
私は高校を中退してからずっとフリーターをしていました。そのうち派遣でも働くようになったのですが、派遣の仕事の中に、楽天の某システムのサポートというのがあって。HTMLやCSSに関する質問がよく来ていました。
質問に答えられるよう、自分でHTMLやCSSについて調べていくうちにこの領域を面白いなと思いはじめて。だんだんコーディング系の仕事をやるようになっていったんです。
その頃、派遣先の社員の方からカヤックの話を聞いて「面白そうな会社だな」と思ったのがきっかけで、カヤックの中途採用にエントリーしました。
無事選考を通過して、2008年に面白法人カヤックに入社。ここが人生初の正社員です。カヤックでは、マークアップエンジニア兼サービス企画の仕事をしていました。
2010年にネイバージャパンに入社し、ここでもマークアップエンジニアとして働きました。この時、”職業訓練” という、お金をもらいながらプログラミングが学べる制度について知り、プログラミングの基礎を知るためにJavaとC言語のコースを受講しました。
職業訓練を終えて、2013年にピクセルグリッドに入社。ここでJavaScriptも使ったフロントエンドの開発を学ばせてもらいました。
2019年、PLAIDに入社。デザイナーとエンジニアのコミュニケーションの橋渡しをする “デザインエンジニア” として働きました。
2024年、newmoでの業務委託を開始。数ヶ月後に、フロントエンドエンジニアとして入社しました。
newmoに入社することに対する不安
newmoを知ったのは、知人経由でした。2024年の5月くらいに、知人からnewmoのイベント(Beer Bash)を教えてもらって参加したんです。そこで「デザイン実装の人手が足りなくて困っている」という話を聞いて。困っている知人を助けたくて、すぐに業務委託でお手伝いすることにしました。
いざ業務委託を開始してみると、自分の理想のアウトプットのためには作業時間が足りなくてもどかしい気持ちになったり。newmoの開発組織・メンバーに惹かれていったりして…。次第にnewmoで社員として働くことを考え始めました。
ただ、newmoはまだ人数が少ない中でも自分が神だと思うエンジニアが居て。「少数精鋭の人たちの中に自分が入ってやっていけるかな」「知らない社員とゼロから良好な関係を構築できるかな」といった不安がありました。
一方、当時の職場は不満に思うところが無くて、とても安定感がある環境でした。でも、だからこそ、刺激が欲しくなったのかもしれません。仕事を通じて成長したいという思いはあったので、より厳しい状況・環境の方が、自分の成長のためには良いのかなと。そんなことを考えつつ、newmoの選考を受ける決心が固まって、CTO、CEOそれぞれの面接を経て、無事入社しました。
実際に入社してみて
実際に入社してみると、ビジネス職の社員とエンジニアの距離が物理的・心理的に近く、お互いに疑問に思ったことをすぐに聞けるし、質問に丁寧に答えてくれる人たちで安心しました。
もちろん、これまで居た会社も、他部門の社員でも協力を仰げば応えてくれただろうとは思うのですが、ここまで他部署と連携して仕事を進める経験は、newmoが初めてです。
あとは、初期段階からしっかりQAを入れていたり、”ちゃんとしたものを作る” 意識が高いと感じます。スタートアップって、もっとサッと作って「とりあえず出すぞ!」という感じなのかと思っていたので…。
他には、PRや政策チームの仕事もすごいなと思います。「国や行政と連携して進める事業って、こういう感じで進んで行くのか!」と、勉強になります。
出社することで仕事に集中。仕事もプライベートも大切にしていきたい
今は週5で出社していて、11時くらいに来て20時くらいに退社しています。週に3日くらい、帰りに趣味の暗闇キックボクシングに通う生活です。
前職でも2020年までは週5で出社していましたが、新型コロナウイルスの影響で一時フルリモートに。少しして週1〜2日程度で出社していましたが、全社員が出社していたわけではなかったのでオフィスに居る人数は少なく、出社しても誰とも会話せず帰宅する…なんてこともありました。
newmoのプロダクトチームの出社推奨日は週3日でリモート勤務も可なのですが、ほとんどの人が自主的に出社していて。仕事で関わる人たちと顔を合わせて仕事ができる環境が気に入っています。
特に私は家だと他のこと(家事など)をやってしまうので、出社することで仕事のみに集中できるのも良いなと思います。
プライベートは…今私は通信制の美大にも通っているので、課題をやらないといけないと思いつつ、友人との食事やめだか水槽のメンテナンス、身体のメンテナンスなどで時間が溶けていってしまっているので、改善していきたいと思っています。再来年の大学卒業を目指しつつ、犬や家族との時間も大切にできる余裕ができるといいなと思っています。
今後newmoでやりたいこととしては、デザインシステムの構築とかですかね。プロダクトのリリーススピードを上げるため、開発やデザインの質を担保しつつもスピードが上がるようなデザインシステムにしたいです。
プロダクト面でいうと、移動の課題は幅広くあると思うので、ライドシェア以外での移動の課題の解決方法も提供できるようになりたいです。
地方の交通事情を身をもって経験。課題を解決すると、生活が変わるはず
私は岐阜出身なのですが、子供の頃はバスの本数が多くて路面電車もある地域でした。でも、だんだんとバスの本数が少なくなり、路面電車が廃線になり…。最近はついにバスの路線が廃止され、昔使っていた交通機関を使って実家に帰ることができなくなってしまいました。
また、地元以外の旅先でも駅前でタクシーを待っていてもぜんぜん来なかったり、電話しても呼べなかったりしたこともあり。特に地方の交通の不便さを実感しています。
移動・交通は生活と密接に関わっていることなので、ここの課題が解決すると、大勢の人の生活が変わると考えています。
newmoのエンジニアは "大人な人" が多い
newmoのエンジニアは、プロダクトにまっすぐ向き合っている人たちが多いと思います。毎日プロダクトのことを真剣に考えて議論していて。自分の会社やプロダクトに対して、他人事のような言動をする人が一人も居ないんですよね。
意識や議論が常に内ではなく外に向いていて、自分たちの利益ではなく、プロダクトのユーザーや、社会を主語に話をすることが多いです。
規制等の影響でプロダクトの仕様や順番などコロコロ変わるのですが、みんな前向きで柔軟。逆に生き生きしているなと感じることも。
入社前は、よくあるスタートアップのイメージ(「ウェイ!」って感じ)があるのかなと思いましたが、承認欲求みたいなものが無くて、利他的で自然体な “大人な人” が多いです。
今後newmoに入社する人も、「コト」に向き合える人だと嬉しいです。自身の価値や社内の対人関係に意識が向くのではなく、理想のプロダクトづくりに集中できる人。
というのも、newmoのプロダクトは、自分たちではどうしようもないこと(コントロール外の範囲)の影響で自分の仕事に変更が入ることがままあります。そんな複雑かつ不確実性の高い状況でも、プロダクトに情熱をもって、前向きに進める人が合っていると思うので。
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