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newmoのnewなひと 〜ソフトウェアエンジニア・mootoh〜
newmoに新しくジョインしたメンバーを紹介する「newmoのnewなひと」。newmoという会社や働く人のことを、より深く知っていただければ嬉しいです。今回取り上げるnewなひとは、ソフトウェアエンジニアのmootohさんです!それではどうぞ。
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2004年、東芝に入社。2010年、DeNAに入社。2016年、メルカリに入社。2020年、Fastlyにマネージャーとして入社。2024年、newmoにモバイルエンジニアとして入社。
マネージャーとプレイヤーを行き来するキャリア
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2004年、新卒で東芝に入社。研究開発をメインに、テレビやHD DVDプレイヤー、プログラミング言語を作ったりしていました。iPhoneのSDKが公開された頃に、これからはこの分野が面白そうだと思い、Web・モバイル業界の会社への転職を決意しました。(東芝の退職ブログはこちら)
2010年、DeNAに入社。スマホのアプリ開発をしたくて入社したのですが、英語が喋れる&C++ができるということで、入社1ヶ月でサンフランシスコの子会社に出向することに。そこでゲームエンジンをつくる仕事をしていました。(当時開発していたクロスプラットフォームゲームエンジン、「ngCore」についてのテックトーク資料はこちら)4〜5年目にDeNA本社に戻ってからは、入社時の目的だったアプリ開発の仕事に従事しました。
DeNA の元同僚(いいださん)の紹介でメルカリを知り、2016年にメルカリに入社。認証周りの基盤開発PJをはじめとして、US版メルカリのAndroid開発をしたり、日本のAndroidチームのマネージャーになったり、またプレーヤーに戻ったりしました。(メルカリの退職ブログはこちら )
2020年、またDeNA の元同僚 (kazuhoさん) に誘われ FastlyにHTTPサーバーチームのマネージャーとして入社。多国籍な(アメリカ在住や日本在住などの)メンバーをマネジメントしていました。
漠然と「プレイヤーとして働きたいな」とは思いつつ、Fastlyで使用されている技術領域が、自分の経験とは離れていたためにプレイヤー転換に難しさを感じていたところ、ご縁があり、2024年にnewmoへソフトウェアエンジニアとして入社しました。
新しい挑戦。故郷との妙な縁
newmoについては、最初naokiさんがメルカリを辞めた時になんとなく「naoki さん、新しい会社を設立したんだな〜」くらいのふわっとした認識でした。が、昔同僚だったyui_tangさんとご飯を食べたときにnewmoの話を詳しく聞いて、そこで解像度が上がっていきました。
そして、この時にnewmoのことを根掘り葉掘り聞きまくったら、向こうから「え、めっちゃ興味ある?」という印象を持たれたようで。自然と選考を受ける流れになりました。当時居た会社に不満はなく、本腰を入れて転職するつもりはなかったので、newmoだけを受けていました。
最終的に入社を決めた理由は、大きく3つありました。
1つ目は、タイミングが良さそうだと思ったから。
もうすぐライドシェアが解禁されそうで、法律が変わり次第ガッと行けるのでは?というタイミング。また、会社(組織)的にもまだ社員数が少なくてわちゃわちゃできそうやな、と。しかも、その少ない社員に見知った強い人(エンジニアはもちろん、naokiさん、ricchaさんなど他の職種でも)がたくさん居て。社会にインパクトを出せる可能性が高そうだと思いました。
2つ目は、ワークライフバランスを維持できそうだと思ったから。
前職では、多国籍メンバーと仕事をする関係で、朝5時台に業務をスタートし、午前中に終業。フルリモート勤務という生活でした。これが、小学生の子どもを持つ自分のスケジュールに合っていたんですよね。
一方、newmoは日中の稼働がメインかつ出社も多くなりそう。最初は「今のワークライフバランスが崩れてしまうかも?」という懸念があったのですが、話を聞くと「出社している社員も多いが、全員に強制しているわけではなく、(出社は)週2〜3日でも大丈夫。働く時間もフレキシブルに対応可能」とのことだったので、それなら大丈夫かなと。
3つ目は、仕事内容が魅力的だったから。
先述したように、心のどこかで「プレイヤーに戻りたいな」という気持ちがありました。newmoは今のところ全エンジニアがプレイヤーなので、それが叶う環境でした。
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また、実は自分の出身は大阪で、父親が大阪のタクシー会社で運転手をして自分を育ててくれたというバックグラウンドがあります。newmoが最初に開設した拠点が大阪だったのに妙な縁を感じましたし、1周回って自分の原点に帰ってきたという感じがしました。
今newmoでは、業務理解を深めるために社員のライドシェアドライバー体験・側乗体験を進めています。もともと父親がタクシードライバーだったこともあり、自分も大阪でライドシェアドライバーとして運転してみたいという気持ちがありました。早くもそれが叶いそうです。
ワークライフバランスの維持は順調。オンオフもはっきりした
newmoに入社して意外だったのは、思っていたよりリモートで働いている人が多かったこと。業務委託の人も居るのでリモートしている全員が社員というわけではないですが…それでも仕事がスムーズに回っていると感じます。
自分自身は、家族のスケジュールと調整しつつ週2くらいで出社しています。出社して仕事をするのは5年ぶりですが、新しい人と雑談したり、分からないことがすぐ聞けるし、ひとつの画面を見てみんなでわいわいしたりと楽しくやっています。
勤務時間は朝がメインで、早起きして気が向いたら6時から始業する日もあります。たいてい8時までにはスタートしていますね。子どもが14:30くらいから順次帰宅してくるので、そこで一度子どもとの時間を過ごしたり家事をしたり。それらが一息ついたらまた仕事に戻る。18時くらいからは完全にプライベートの時間…という感じです。
前職もメインの勤務時間は午前中でしたが、タイムゾーンが多かったので24時間何かあれば対応するという状態でした。でも今はオンオフの切り替えがちゃんとできている感じがします。
休日は完全に家族との時間で、最近は北海道や福井に行ったりしています。
スタートアップだけど、ちゃんとドキュメントを書く文化がある
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newmoのエンジニア組織には、既にドキュメントを書く文化があるなと思います。まだ限られた人としか話をしていないので、Slackのエンジニア向けチャンネルの流れを見ていて感じたことですが…。
この文化をこのフェーズのスタートアップで見たことがあまりないので新鮮ですし、かつ素晴らしいと思います。自分にも「当時(昔の自分や他のメンバーは)、なぜここをこうしたんだっけ?」と思う経験があるので。
自分が居るAndroidチームはまだ3名しか居ないので、ドキュメントを書くよりバキバキ手を動かしていこうという感じなんですが。特にiOSやBackend系は、最初からきちんとDesign Docsを書いてますね。Design Docsを書くことを牽引しているエンジニアが居て、彼らが作成したガイドラインを他のエンジニアにレビューして…と、周りのエンジニアの合意を取りながら進めているのも印象的です。
エンジニアでもプロダクト思考は必要。技術領域は縛りなし
今後newmoに入社するエンジニアは、自分たちが作っているプロダクトに焦点が合うような人が良いなと思います。逆に言うと、プロダクトへの興味関心が無く、エンジニアリングにしか興味が無いという人にはちょっとマッチしないかもと思います。素晴らしい技術で良いものを作っても、けっきょく使われないと意味ないと思うので。
また、エンジニアであってもエンジニア以外のいろんな職種の人とコミュニケーションが取れるとより良いと思います。「仕様をもとに作っても上手く行かないのでは?」と思うことがあったら、そのことをビジネスサイドに言及する必要がありますよね。そういう時に担当PMを挟むのではなく関係者と直接コミュニケーションできる人だとスピード感が出て良いと思うので。
技術的な面で言うと、特に重視するスキルや領域は無いように思います。Web・IT業界でちゃんと実績を残している人なら、初めての領域でもすぐにキャッチアップして戦力になれるんじゃないでしょうか。
例えばkamipoさんのように、ひとつの領域が突出してできて、でも他の領域もやる意欲があるという感じの人とか。ひとつでも得意な領域があれば、その経験が他の領域にも活きると思っています。
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