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あれやこれやお試しになった方に朗報 インクレチンの活用で肥満の治療が変わる


DPP-4阻害薬に加えGLP-1受容体作動薬
これまでの薬のリスクを減らす

 肥満は生活習慣病の主要な危険因子であり、糖尿病、高血圧、脂質異常症、非アルコール性脂肪肝などを合併することが多い。我が国では厚労省の国民健康・栄養調査で肥満者の割合は、2015年から微増傾向にある。2019年の調査では、体格指数(BMI:体重kg/身長m²)25以上の肥満者は男性で33.0%、女性では22.3%と報告されている。

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