知っていますか「ミニマムアクセス・コメ輸入」中止求める声が高まるのは当然だ

食料安全保障と言いながら
自給率の高いコメいじめは相も変わらず

 農林水産省が2022年12月2日、2024年産米から飼料用向け一般品種の単価を引き下げる方針を打ち出した。飼料用米が余っているとして、水田活用交付金の削減に踏み切ろうと言うのだ。これに対し、農業団体や生産者の間から、「産地の実態を無視したもの。主食用への揺り戻しで、一層の過剰を招く恐れがある」との反発が高まっている。

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