東洋医学のルーツはインドに?!

 私は、日本を今より少しだけ元気にすることを目指して、世界の伝統医療情報を発信している。世界3大医学の1つであるアーユルヴェーダは、インド南部とスリランカで生まれた、約5000年以上の歴史を持つ世界最古の伝統医学である。サンスクリット語の「Āyus」アーユス(生命・寿命)と「Veda」ヴェーダ(科学・知識)を合わせた言葉で、生命そのものを科学する医学、あるいは実践的な生活健康法として受け継がれてきた。中医学などと同様に、世界保健機構(WHO)が公式に承認している。アーユルヴェーダはより健康に、長寿や若さを保つことを目的とした予防医学・健康法として、日本でもヨガと共に多くの人に注目されている。

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