クソオヤジのたわごとを少し聞いて欲しい 日本は昔のような労働観を取り戻せないのか
精神的にも格差社会を増長した非正規制度
かつて「集団就職」があった。あの高度経済成長期にも。電車に乗せられた子供達に、縋りつかんばかりに手を振る田舎の親たちの姿。ポスト団塊世代の我々は子供の頃、ニュースで呆然と見るだけだった。1970年頃までの地方の農村部は所得が低く、義務教育より先に進学させられない家庭が多かった。ちょうど大量生産の時代になり、世は単純労働者を求めていた。子供たちはその渦の中に吸い込まれていった。格差だらけだった。