投資ファンドとの闘いは流通業にも もうそろそろ日本的な経営を思い出した方がいい
第2の黒船襲来?そんなもん蹴っ飛ばせ
うちの会社はこういう会社なんだ 「第2の黒船来襲ではないか」。ある流通業の幹部はこんな見方をする。セブン&アイホールディングス(HD)やツルハホールディングスの外資系投資ファンドによる持ち株比率の上昇だ。
黒船来襲といえば1990年代半ばに、トイザらスの日本進出に当たり、店舗面積などの量的側面からの商業調整が非関税障壁と批判され大店法が廃止されたショックを指す。外資系ファンドの持ち株比率が、そのショックに相当するということだ。