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教員の大量未配置をなくそう! #チェンジ川崎
こんにちは、川崎民主市政をつくる会です。
今回はメルマガ「新しい川崎」に寄せられた市民の声を紹介します。
2024年は、川崎市の学校への教員未配置が一層深刻になっていることが明らかになりました。
同時に、その原因となった教員採用方針の誤りを正そうとしない市教委への怒りが広がりました。
このままでは、学校がもたない!現場からはそんな悲鳴が聞こえます。
2024年度当初、教員の未配置は市内174校中83校で、合計131.5名でした。これは昨年(61.5名)の2倍を上る大量の教員未配置でした。
産育休や病休に入る教員の補充が見つからないため、教員未配置は月を追うごとに深刻化し、10月1日時点では、99校で合計180名となっています。
この中には、病気療養中でも休んでいる期間が3ケ月未満の人の数は入っていないため、現場の実際の教員不足は更に深刻なものになっています。
1校で5名もの未配置となっているA学校では、学校運営が困難になっています。
また、2クラス80名弱で合同授業を行なう学校や、美術の授業が3ケ月も行なわれなかった学校など、子どもたちの学ぶ権利が脅かされ続ける状況が生まれています。
しかし、川崎市教育委員会は、この深刻な状況を改善するために必要な教員採用を行なっていません。
10月には第2回目の秋募集では、50名の教員の追加募集をしたにもかかわらず、「1回目の募集時の採用基準に満たない教員は採用できない」として24名の合格者しか出していません。
「任期に定めがなく、安定的に学校運営に関われる正規教員を定員まで配置せよ」という要求に背を向け続けているのです。
その一方で12月、不安定な身分の3年の任期付き教員を120人募集しています。
仙台市が、必要な正規教員の配置を行ない、2024年度4月時点で教員未配置をゼロにしているのとは対照的です。
市政を転換し、子どもたちが安心して通える学校にしていくことは、待ったなしです。
◆◆「新しい川崎」◆◆
-2024年12月31日第157号-より
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