冷たい手
昔よく、手が冷たい人は心が温かい、って言ったなぁ。あれは何だったんだろう。
手が冷たいというだけで、心まで冷たいわけではない、という気遣い?
人を外見で判断するのは良くないことの言い換えなのかしら。
私の心はそんなに温かくないし、手はいつも冷たい。
夏でも指先はひんやりしている。
異常な暑がりで汗かきなのだけど、手は冷たい。
末端冷え性かと思えば、夏の足先は冷たくないので、何かの循環が良くないのだろう。
夏でさえそんな有様なので、冬の手は氷のようになっている。
いつも冷たいのが当たり前で気にも留めていなかったけど、ピアノを始めてから手が冷たいのはすこぶる宜しくないことを実感している。
よく身体を温めると良いというけど、身体を温めたところで手は温まらず背中に汗をかいて(オマケに風邪をひいて)終わりなので、そういう対処は芯を食ってない感じがする。
体幹と末端が切り離されたみたいな体質の人は何が正解なのか。
そうこうしつつ、レッスンの日は来るわけで、五本指の手袋では全然温まらないので、昨年まではミトンの手袋にカイロを入れて出かけていた。
でも、これだと熱くなりすぎて、手袋の中で手が汗をかく。
外すと意味がない。
何かないのかー、と試行錯誤(大げさ)した結果、コンビニの温かい飲み物が今のところのベストチョイス。
特に白湯がとてもよろしい。
ペットボトルが少し太めで、でこぼこがない素直な円柱で、手にうまくフィットする。
それを握って歩いていると、いい具合に温まってくる。
ほんと、白湯を売ろうとした人も、ペットボトルをあの形にしようとした人も、ありがとう。
まぁ、言うまでもなく、指が温まったところで、ちゃんと弾けるかどうかはまた別の問題です。
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