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240406_ブラ多ぁ望#6@亀岡八幡宮
多ぁ望です。本日はくるすてぃーぬ先生を迎えた「ブラ多ぁ望#6」でした。行先は亀岡八幡宮。ここはさらに小宅古墳群につながっており、菜の花の黄色と、様々な桜が咲き乱れる場所でした。
ほんのり小雨がぱらついてたことが、さらに良い雰囲気を出してくれました。これこそ「菜種梅雨」ってことらしいです。
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今回、くるすてぃーぬさんより「おウチde俳句くらぶ」の本をいただきました。くるすてぃーぬさんの作品がいっぱい掲載されています。
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大きなブランゴがあったので挑戦してみました。実は、ブランコ=ふらここという春の季語なのです。
多ぁ望の作品
益子町の亀岡八幡宮へ。メンバーは「季語戦隊 詠みレンジャーの#1,3,4,5」の4名。
1. 亀岡へ、春麗(はるうらら)に惑わされ
亀岡八幡宮の幹線道路沿いの大きな駐車場を集合場所にし、わかりやすい多ぁ望の黄色い車が先頭に停まっているにもかかわらず、通りすぎてしまう車、なぜか、幹線道路を使わずに、細い道で来て折り返す車。参道から小宅古墳群まで歩いて、その景色に浸ると、理由が分かった気がする。
2. 菜種梅雨、八幡宮様の空気変え
吟行へ、仲間が集う。日常の雑踏から亀岡八幡宮の参道に入った瞬間から、厳かな空気感に変わる。傘はいらない程度の小雨こそ、菜種梅雨かなと。この空気感は、菜種梅雨だからそこだったのかも。
3. 大木のふらここにぎる、景色揺れ
古墳群まで歩くと、黄色い菜の花畑に加えて様々な桜が咲き乱れる。その大木のひとつに、長いブランコがあった。それに乗って揺られたときの一句。朝のひと時が違って見えるもの。
4. 春の色、見惚れるそこは古墳群
菜の花の黄色に、様々な桜の色。多くの丘が並ぶ景色に見惚れるけど、そこは墓。墓の数の多さに、勢力の大きさを感じる。古にしのぶ墓をつくった人々と、今の景色の美しさに集まる人々とのコントラストを詠んだ。
5. 俳句の会、みんなで歩けばハイキング(おまけ、妻より)
6. 卒業や、終わってみれば皆勤賞(おまけ、SCS修了書授与)
さて、終了後に楽描き会でつくった「ちょいたしカード」を引いてみました。ここには俳句のレベルをアップする問いが書いてあります。
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3.1 ふらここのビュインと風に景色揺れ(ちょいたしカード:オノマトペ)
先の3の俳句を「ビュイン」というオノマトペを加えて、ブラッシュアップしてみました。
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4.1 春の色、見惚れる丘に過去を見て(ちょいたしカード:余韻)
4の俳句について、過去から現在に至る歴史を振り返るような余韻を持たせてみました。
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6. 春の朝、吟行前にチャリチャリリ (ちょいたしカード:オリジナリティ)
多ぁ望のオリジナリティってなんだろう?と考えたときに、集合前に自転車でぐるっと先回りしたこと。それを詠ってみました。
くるすてぃーぬさんによる講評
1 亀岡へ春麗に惑わされ
ホント、リアリティだらけ
なんであんな簡単とこみんな一発で行けなかったの?
まず、亀岡「へ」のたった一文字で移動してることを、「春麗に惑わされ」
春麗が主役になって擬人化もされてて用言どめで余韻も感じられて
良いですね〜
2 菜種梅雨八幡様の空気変え
菜種梅雨早速使って下さって嬉しいな
中七下五
花冷えの清涼な冷たさと
神がかりな雰囲気の張り詰めた空気
みんなで同時に感じたリアリティがしみじみと伝わってきます!
3 大木のふらここにぎる景色揺れ
多ぁ望の乗ってくれた
大木に一本のロープだけでぶら下がっていた「ふらここ」
普通のブランコと違ってぐるぐる回っちゃうから景色も回っちゃうよね
視点を変えた景色と下五用言どめで終わることで余韻が出てきました〜
ふらここのってくれてありがとー
4 春の色見惚れるそこは古墳群
「春の色」桜の薄紅色と菜の花の鮮やかな黄色の見事なコラボレーションを
表現するのは苦肉の策でしたよね〜。
「見惚れるそこは古墳群」
中七と下五で一気に解決してくださいました
春の色と古墳の盛り合わせも良かったと思います