UberEatsが導入された都市でおこっているパラダイムシフトとは?
NewEra180(ニューエラワンエイティ)です!
家業の50年飲食店を継承し完全デジタル化をしたり、2012年頃から個人店さんのスマホマーケティングのサポートをしたり、趣味でこれからやってくる新時代について考察したりしています。
今回は、UberEats(ウーバーイーツ)が導入された都市でおこっているパラダイムシフトについてです。
パラダイムシフト・・・パラダイムシフトとは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。
Wikipediaより
これまでの飲食店は、完全なる立地重視のビジネスモデルで、場所代に投資した金額がお客様の数と売上高として比例していくものでした。
これがUberEatsによって変わりました。
これまでシャッター商店街の人通りの少ない場所にあったお店や、路地裏の古ぼけた小さなお店にやたらと注文が入っていたりする反面、
一等地などのお店さんは、なぜか注文数が少なかったり、UberEatsをやっても固定費がかかりすぎていて利益にならなかったりという感じになってしまったのです。
そもそもこれまで一等地にいて、そこそこお客様が入っていたものだから、ITの勉強をしていなくてUberEatsなどのオンライン化に乗り遅れてしまっている飲食店も少なくないように見受けられました。
各社フードデリバリーサービスでのホットスポットといわれる、注文数が多い場所がデータ化されています。それは当然、繁華街に近い場所であることが多いのですが、
立地=成功
席数の多さ=成功
雰囲気重視=成功
というような従来の方程式が全てではないということになりつつあるのです。
本物が本物として広がる時代の到来!?
これはどういうことが言えるのでしょうか?
それは、最新テクノロジーによって、ちゃんと本物が本物として評価されやすくなったということが言えると思います。
なぜなら、フードデリバリーにおいては、
場所、席数、雰囲気ではなく、完全にお客様に届いたお料理の味だけが、お客様との接点となるからです。
そして、しっかりと金額以上の価値を提供でき、お客様に喜びを与えられているお店さんには高評価がすぐについて、リピートもされ、さらに注文が増えていくのです。
※UberEatsにおいては、お客様の評価4.5以上なのか以下なのかで注文数が全然変わってきますよ。
もちろん、美味しさを保つための容器や、お店の想いやストーリーを伝えいく工夫は必要ですが(ここに関しては、また詳しくお伝えします!)、
UberEatsなどのシェアリングエコノミービジネスによって、質の良い本物がちゃんと必要としている人に届いて喜ばれるという循環を作り出せるようになったのです!
逆に言うと、「味」という面では、ごまかしがきかなくなったとも言えますので要注意です。
質の良さとお客様を喜ばせたいという気持ち=成功
しかし、もともと「質」と「お客様を喜ばせたい」という本質的なところにこだわりを持たれていた親切な個人店さんは、めちゃくちゃ必要とされていくのではないでしょうか!
そのためにも、そして、その数を増やしていくためにも、最新テクノロジーとのかけ算がとても大切です。
NewEra180