勧誘には注意!?納得いく選択を
ヘッダー画像:いらすとや
※2018年当時の情報をもとに語ります。現在は変わっているかもしれません。
今回は勧誘の話です。大学の新歓を例に語るので、かなり時期の早い話です。
上の画像は早稲田大学応援部の新歓のイベントカレンダーです。2018年のもので、ホームページで見れたのは私が確認した限りではこれが最新でした。
学生団体の応援部や応援団というのは概ねリーダー、吹奏楽団、チアリーダーの三部に分かれており、これらまとめて組織されます。
このイベントカレンダーを一目見て、おや!?と思った方は相当感度が高いと思います。
一般的な部活やサークルの体験入部というのは飲みサーとか除けば、だいたい練習の一部を体験したり、見学したりするものだと思います。
チラシを見ると吹奏とチアはそう書かれています。チアに至っては一度は見学に来ないと入部できないみたいです。
しかし、リーダーのところを見てください!なんと「食事会!無料!予約不要!」以上!です。
これは私の大学時代の経験から察するに、あまりに練習が過酷で刺激が強すぎてお見せできない。
だから、ご飯いっぱい行って、奢って、熱意伝えて勧誘したいという意図なのだと思います。(※早稲田大学応援部では秋の早慶戦あたりまでは部員ではなく新人として見習い期間となる。また東京六大学を中心にテレビ局が練習風景を取材することはある。)
つまり食事会で熱烈な勧誘を受けて、場合によっては断れない雰囲気になることもあり得るということです。
わたしもリーダー会ではありませんが、花見の場で学部で気の合った人が入部を決め、流れで決めたところがあります。まさかそこで入部すると思ってなかったわけですが。(私は早稲田大生ではありません。しかし、早稲田応援部に割と影響受けてる団体でした)
これ、大学生活、ひいては社会人生活を左右する大決断を迫られる場だと思います。学業に励みつつですが、大学生活の多くをその団体に捧げることになるからです。
流れで入部を決めても、厳しい練習を乗り越え、人として成長する糧になる可能性も大いにあります。
一方で、入部前後でのギャップに耐えれず、最悪の場合、騙されたと思うかもしれません。そして、きつさに耐えられず退部かもしれません。
中には団長の威圧感がやばくて言いづらく続けたみたいなことを語ってる人もいた気がします。
特に後者で捉えてしまった場合、華の大学生活の一部を棒にふることになります。これは非常にもったいないです。
何か変わろうとか変えてやろうとか鍛えてやろうという気持ちなしに、熱意だけでおされて入っても後悔すると思います。そういう人も見てきました。
私の場合後者に近い捉え方をしつつも、私の想像する大学生らしいことは社会人になってから結構しています。そのため、大学の部活の4年間はその時しか味わえないとても貴重な体験をしたと割と前向きにも捉えています。
一般的な勧誘や宣伝の仕方と何か違うなと思った時は何か裏があるわけです。ヒントも隠されています。
応援団のリーダーは大学課外活動の顔みたいな存在です。特に応援部の元祖ともいえる早稲田大学は顕著です。不祥事が起きた団体も確かにありますが、基本的には信用あるところと言っていいでしょう。
しかし、世の中詐欺的な企業やブラック企業は存在します。練習がきつく、活動なども多く拘束が長く、独特な風習があるという意味では応援団もそうかもしれません。
しかし、そこをうまく読み取り混沌の世の中を渡り歩きたいものです。出来れば魅力にも気づけたら最高です。
応援団はブラックだとは思うのだけど、何か不思議と惹きつけられるものがあるのも事実です。
リーダーの勧誘は食事ばかりで変だとは言いましたが、会食の大事さにも気づきますし学びはあります。
幸い、今は様々な情報に触れられます。
応援団も、芸人の方(※↓に例)がYouTubeで赤裸々に語る時代になっています。黒そうなとこも含め、割と真実に近いと思います。だから私も書きやすいという部分もあります。
なるべく情報を仕入れて、自分の意志を貫きたいものです。
※芸人の一例:慶應義塾大学応援指導部OB梅田元気よくさん。実は筆者とは同い年で、春の早慶戦観戦の時には早稲田側で見るので顔はみていないにしても、同じ空間にいたのかもしれません。