【限界ニュータウン】茨木台へバスで行った話 ①茨木台への道のりは略して茨の道
※2023年6月探索
・トップ画像は2021年2月のものです
限界集落というと地方の農村をイメージするのですが、今回は限界ニュータウンがあると聞いて、探索です。一度自動車で訪問しましたが、夜の訪問かつ車もまともにとめられなかったので、通り抜けただけみたいになりましたので、約2年越しのリベンジ訪問です。ルートは最後に紹介!
1.茨木台の玄関口、阪急茨木市駅から
バスまで少し時間がありましたので少し散策。かなり賑やかという訳ではなく、駅前スーパーと商店街がある関西にありがちな街並み。ただイオン新茨木店は少し大きい。因みにJR茨木駅にはもう少し大きなイオンがあります。
2.ニュータウンに行くバスに乗車
バスに乗り、いよいよ茨木台ニュータウンに向かいます!
乗るバスが見えました。阪急バス忍頂寺車作線81系統です。バス乗り場から一車線分離れてとまっていたので迷いましたがこれで間違いありません。
茨木市役所やJR茨木駅などの茨木市の中心部を抜け、ロードサイド店の並ぶ通行量の多い道を走ります。混雑具合は窓側の椅子が全部埋まる程度でした。
アル・プラザのある中河原南口バス停あたりから少しずつ乗客が降りていき、椅子窓側半分くらい埋まるくらいの混雑になってきた。
このバス停を越えると山が見えてきて、しばらくすると、山間部に入る。
彩都あかね地区に入ると開ける。丘の上に大きな物流拠点などがたちならぶ。ここも彩都なのは少し意外だった。ただここでの乗降客はほとんどなかった。
さらに進むと山が深くなり、田舎の雰囲気が出て来きます。そんな中でてくる新名神高速道路は圧巻でした。
忍頂寺を過ぎるとバスの運転本数は1日に3本になります。芸備線の県境区間並みの運行本数です。この忍頂寺の前後あたりで少しずつ降りるお客さんもちらほら出てきました。
そして、バスに揺られおよそ一時間、気づくと茨木台の最寄りの銭原バス停に到着です。この時点で私含め2人でした。
バス停には近くにある「茨木市青少年野外活動センター」の案内はありましたが、「茨木台」の文字は見当たりませんでした。
確かにバスの本数は1日3本。「茨木」を冠しながら山間部にあり、地方の山間部並みの本数。
バスなら大阪のキタであれば2時間かからない程度でなんとか通勤できる範囲、彩都であれば30分程度余裕で通勤できそうです。しかしこの本数では住民が日常で使うのは困難そうです。
3.銭原バス停から茨木市青少年野外活動センターへ
バスで行っても、車で行っても茨木台へは青少年野外活動センターを方面に向かえば行くことができます。
因みにバス停付近にはトイレがあります。公衆トイレは殆どないので貴重ですが、想像以上の汚さでした。掃除が追いついていないようです。
このあたりは農地として整備されているようです。因みに大阪府側は市街化調整地区で開発は制限されます。ということは茨木台ニュータウンは特例でつくられたのでしょうか(すっとぼけ)?
車線を塞ぐかのように立つ看板が見えるあたりから茨木市青少年野外活動センターの管理する敷地になります。車は普通に通れます。
この先、茨木台ニュータウンに続くので、関係者以外立ち入り禁止という訳でもなく、注意して走れという意味だと思いつつも、ここに何故たてようと思ったのだろうか?
飛ばして走って気付かず突っ込まないよう注意してください。
青少年野外活動センターの受付が見えて来たらその手前の狭い道を右に進みます。
ここには看板もしっかりあります。が、、、なんということでしょう。茨木台は亀岡市見立、(厳密には東別院町鎌倉見立)という所にあります。茨木市どころか大阪府でもありません!茨木台へは茨の道のようです。
どうも茨木台というのは市街化調整地区ではなかった京都府側で戦後、昭和の時代に開発された所のようです。
看板に従い、進みますが、道幅は狭くなり木々の間を通る道は続きます。しかし、意外と車の通行があります。街中の高級住宅地より多いかも。
そして見立住宅地の看板が出迎えてくれます。ここからいよいよ茨木台です!
車両の通行は自治会道路のため協定が必要とのことです。
しかし、通行量から考えると通り抜けの車も一定数ありそうです。また、京都側から入ると看板は見当たらないので知らずに入れてしまいます。以前私も知らずに通り抜けしてました。すみません。
今は営業してませんが、どーんと構える商店も迎えてくれます!
ここまでのルートを振りかえるとこんな感じ。ニュータウンへのバスですが、大阪の都心部からは外れる茨木市駅からでも結構離れています。
というわけで、次回茨木台を散策します!1日で探索ですが、まさかの続編に続きます。ここまでお読み頂きありがとうございました。