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五万人の「静岡県民」、国立に集う

以前の国立競技場の観戦記はこちら↓。

久々の清水エスパルス戦観戦

というわけで、去る9月28日土曜日、国立競技場で行われた清水エスパルスVS横浜FC、観戦に行きました。

かつて清水サポの友人に誘われて、何度か観戦行きましたが、最近はエスパルスから離れておりました。そのため、数年ぶりの観戦となる訳です。

のぼり

そのため、のぼりの選手もほとんど分からんという訳です。鄭大世や六反がいた頃のエスパルスから時が止まっています。ドウグラスは当時とは別人らしいし、日本代表選手だったキーパーの権田すら知らない状態でした。

試合開始前からオレンジに

この日は、清水エスパルス主催で「国立は静岡」というコンセプトのもと、行われた試合です。
神宮球場へ行く道中の国立競技場には朝9時頃から多くの法政サポ、清水サポが集まっていました。

(※この日は法政大学が神宮球場で早稲田大学と野球の試合があり、応援席をオレンジに染めようという企画をしていました。法政のスクールカラーと清水エスパルスのチームカラーは酷似している。六大学野球にハマっている筆者はつい筆を滑らせてしまいました。)

マッチデーパートナーのJR東海ツアーズ

この日はJR東海ツアーズがマッチデーパートナーとなっており、新幹線と試合観戦チケット付きの旅行商品を販売していたようです。
スポーツにも積極的に関わっているところをみるとやはりJR東海のスタンスが変わってきてると思います。

大学野球終了後の国立競技場への道中

この日は大学野球にプロ野球、国学院高校の文化祭にそしてJリーグとイベントづくしでした。休日になると、この界隈はいつもこんな感じです。

スタジアム内

スタジアム内、スタジアム周りもオレンジに染まっていました。この日はユニホームも配布していたので、着用してた人も多かったです。

この日はビジター席以外は完売しました。J2のチームでこんなに埋まるとは驚いた。エスパルスサポの熱量は凄まじい。あとはサッカーの聖地国立競技場でしてるのもデカいです。

ビジターは横浜のクラブでエスパルスと首位争いしてるのだから、いくら関東にクラブが多いとはいえ、もう少しいてもよかったかなと思います。
結果的に5万5598人の観衆が押しかけたということで、J2の最多観客数を記録しました。
以前行ったサッカー早慶戦は1万人少々で学生スポーツでは上等な動員ですが、その5倍来た訳です。

そのため、5万人を超す「静岡県民」がここに集まった訳です。私は静岡出身でも静岡県民じゃないけど。
ここは静岡、いや国立は東京でしょとツッコミたくなりますが、こんなけオレンジに染まってたらやっぱ静岡や。

ドローンでの演出

このように試合前にはドローンでの演出もなされました。お金も技術もかけてしてる訳ですから、清水エスパルスのこの試合にかける思いというのは半端ないものだと感じました。

試合経過と応援風景

試合は横浜FCとエスパルスで互角といったところで、両チーム共にピンチ、チャンスがありました。
後半に横浜FCが先制したものの、エスパルスも負けじとゴールを決め同点になりました。
このまま清水1-1横浜FCの引き分けで試合は終了しました。

また、ゴール裏で観戦しましたが、サポーターの熱量も半端なかったです。昔もこんな感じやったなと色々と思い出させてくれました。チャントも変わってないですね。
コールリーダーの盛り上げやサンバ隊のパーカッションもいい味を出して選手を後押ししてると思います。
野球応援は早稲田大学応援部が一番空気作るのが上手いと思いますが、サッカーはエスパルスが一枚上手かもしれません。
過激なファンがいることも否めませんが、他の応援団体がJリーグの応援から学べることは結構ありそうに思えます。
結構、人気のあるチームのチャントや応援曲は多少パターンがあっても、変に凝ってなくて、声だししやすいようになっていると思います。

というわけで試合観戦を終え、久々に飛び跳ねまくって足が筋肉痛になり、野球観戦から通して応援したので声もガラガラになりました笑

帰りの東京駅にも多くの法政サポ清水サポがいて、駅係員の案内もあってこだまやひかりで帰っていきました。まさに静岡になったんだなと感じました。いや、法政大学出身者は静岡出身が多いのか!?

また少数ですが、私含め、関西組もいて、5万人、国立、エスパルスの凄まじさを感じました。

すごく楽しんだ一日でしたが、六大学野球、J2共にこの日観戦した試合すべて引き分けだったのが、悔やまれるところです。

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