【ママチャリ旅行】三重県津市から愛知県扶桑町を目指した話ー往路編【カントリーサイン】
※2015年1月旅行
1.プロローグ
遡ること、2014年。私は晴れて大学に入学し、ある部活動に勤しんでいた。部活について運動部だったので体力的にもしんどいなと思っていた反面、お金もないので安く、気軽に旅行できる手段はないかと考えたのが2014年の夏休み。
ふと思い立って津市から名古屋市を目指してママチャリを漕いだ。しかし、深夜に自転車を漕いでいたためか道中2-3回程、職質を受けた。一睡もせず翌朝を迎え、名古屋市内を鉄道で観光した後に急いで帰ろうとした時にアクシデントが発生した。
富吉車庫の踏切で前の車について行ったらそこにはパトカーが止まっていた。踏切警報機が鳴っていたのに横断したから違反だとのこと。
車庫があり開かずの踏切状態で、前の車がお咎めなしなのは少々理不尽な気はするが違反は違反。そこでもいろいろ警察から話を受けた。そして、数週間後、当時免許もなかったからか簡易裁判所から今回は罰を受けなくていいみたいな手紙が来て、この騒動は収束した。
少し前置きが長くなったが、その悔しさを糧に時が経つこと約1年半、きちんと無事に旅行をすべく(実は夏にもしたが色々あって失敗)、少し距離を伸ばして愛知県丹羽郡扶桑町を目指すことにした。なぜ扶桑町か。それは部活の先輩の出身地だから、それだけである。しかも現地では会っていない。 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。まさに私は愚者の側。しかし今回無事に旅行はできた、そして特にカントリーサインを撮影すると決めて行った初めての自転車旅行なので投稿します。 今回のルートはこんな感じです。
2.三重県
今回の旅行は割と計画的に実施したため、きちんと朝に出発。一応施設で宿泊もしました。とはいえ何度かトラブルには遭遇します。
①鈴鹿市
まずは概ね国道23号線沿いを走り、津市を去り三重県鈴鹿市へ。
②四日市市
写真ではあっさりしているが津市から約3時間ほどで四日市市に入る。国道23号ルートは起伏が激しく、本線が自転車進入禁止ですぐ脇の道路を走らないといけないため、海側の県道8号を走る。
自転車で坂道は最大の敵だが、名古屋と伊勢を自転車で行くときに最大の難所はこの先の鈴鹿川と鈴鹿川派川の橋だと思う。それくらい名伊間は平坦。
以前、四日市について、書いた記事もあるのでよろしければどうぞ。この旅で撮った写真もあります。
③三重郡川越町
扶桑町を目指すため、しばらく国道23号線を走ったが、国道1号線に遷移。気づくと川越町に入っていた。
⑤三重郡朝日町
朝日町に入るとすぐに伊勢湾岸自動車道が見える。今や日本の物流の要となる道路になっている。
⑥桑名市
桑名市に入る。国道1号は市街地を抜けるため車線数が増える。自転車にはあまり関係がないかもしれない。市街地の写真がないのはご容赦ください。
3.愛知県
いよいよ扶桑町のある愛知県へ突入!
とはいえ扶桑町はまだまだ先。
①弥富市
弥富といえば大和郡山市にならぶ金魚の街。金魚の写真はもちろんない。
②愛西市
愛西市。このあたり用地が広いが車線拡幅工事でもするのだろうか。何年経っても車線は増えないが。
③海部郡蟹江町
蟹江まで来ると名古屋市は目前。しかし、大都会名古屋市の隣に町村があるのも違和感ある。
ロードサイド以外はそこまで繁華ではないもんな、、、
④名古屋市
いよいよ名古屋市に突入。とはいえ大阪や東京のようにひっきりなしに密集する住宅地というわけでもなく、農地も見える。昼食は名古屋市内で食べた。津市から概ね6時間。計算通り。
⑤海部郡大治町
どこかで進路を変え、国道1号からは離れて川沿いを進む。多分、新川だと思う。
⑥清須市
清須市内は一度目の自転車旅行で徒歩で訪れた記憶がある。川沿いに役所があるのは大治町だと思っていたが地図によると清須市のようだ。
⑦名古屋市ー再び
また名古屋市かよと絶望感を覚えるが確かに前に進んでいる。確かこの先、高速道路を超える交差点があり、それをこえるのに苦戦した記憶がある。
⑧北名古屋市
市町村合併で誕生した市らしい。「西春」のほうがしっくりくる。西東京市や東大阪市などもあるが、しっくりくるのは東大阪市くらいだな。確か西春のパレマルシェにあるUSランドに立ち寄ったがKID'S USランドであったので何もしていない。ここも閉業したらしい。
⑨岩倉市
裏道を走ったためカントリーサインがなく、岩倉市と書かれた警告看板を撮影。
⑩一宮市
一宮市というと名鉄名古屋本線沿いのイメージだが、扶桑町、犬山方面に行く道中でも通るらしい。一宮市街地からは大きく外れている。
いよいよ扶桑の文字が!!!
⑪江南市
駅で事件を起こす某アニメキャラクターともタイアップしてた街。ここでもカントリーサインは撮影できず市名の書かれた看板を撮影している。復路では撮影できていたので後程紹介する。
⑫丹羽郡扶桑町ー目的地!
ついに着いた扶桑町。しかし、カントリーサインは撮影できず。扶桑までは目星をつけていたが、ここからはどのように帰ろうか画策していた。
犬山市のようにめぼしい観光地があるわけでもないので、とりあえず街にお金を落とそうと町内の喫茶店と文具店に立ち寄った。
喫茶店は常連さんがかなり来ていて気まずかった。文具店の人は気さくに話しかけてくれた覚えがあるが何を話したか覚えていない。今も営業しているのだろうか。
些細なことだが押しボタン信号がボタン押すとすぐに信号が変わるのに驚いた。このタイプの押しボタン式もちらほらあるが、ここで初めて見た。
今回はここまで。復路編に続きます。
最後までお読みいただきありがとうございました!