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【独断と偏見】関西「の」スーパー格付け ③庶民派格安志向編


高級志向か格安志向か境界は絶妙で曖昧だが、ここからは庶民派スーパーでもより安売りが多い所を紹介します。番号が下るほど限りなくディスカウント系スーパーに近い立ち位置と感じます。
以前の記事は以下のリンクから。

◯庶民派スーパー(格安志向)※番号は前回からの続き

16.イオン 

イオンの前はJUSCOという商号
今回は大きく取り上げていないが、ダイエーもイオングループになった
オフ会会場にもなった泉南イオン
尼崎 イオンとホームセンターが向かい合う
ホームズには寄ったがロピアはまだ行ったことない
イオンまでの距離が書かれた看板
16キロでも中々の距離だが
かつては北海道に110キロ先のJUSCOの看板が
あったらしい
仙台の商店街にあったイオン。最早どこにでもある

日本一のスーパーチェーン。元々は大阪と三重のスーパーマーケットが合わさって誕生した。現在は千葉県が本社であるが、元々東京進出は狙っていた。
イオンモールは地方の商業の中心を担う一方、商売するなら首都圏が有利ということで関西(と東海)発祥の企業が東京に本社移転した例の一つです。関西圏ゆるやかな衰退を感じてしまいます。
イオンモール新駅が2023年には2駅もできる。イオンは街をも作る(壊す)企業だ。もちろん地方都市にとってのイオンは重要。しかし、注目されるのはイオンのおひざもと、幕張にある幕張豊砂駅の方であり、関東の力が伺える。

基本的に総合スーパーの業態だが、食品メインの店舗もある。イオングループの複数企業が運営しており、運営会社という面ではややこしい。
しかし、店舗内装は少しオシャレで品揃えの多いイオンスタイル店と普通のスーパー感がするイオン店でくらいの違いで似たり寄ったり。但し、大型店が中心で、品揃えは圧倒的。
一見、取扱い商品も似たり寄ったりに見えるが、地域性が垣間見える。
メーカー品はそれなりの価格。お肉もオーガニック寄りのものが多く、やや高め。
しかし、トップバリュやベストプライスと言ったプライベートブランドが至るところに浸透しており、それが結構安い。
イトーヨーカ堂と比べると全国的に浸透しており、それなりに安く信頼感がある(信頼感については批判はあると思う)点、プライベートブランドが安いという点で今回は格安店に分類した。


17.マックスバリュ

イオングループの店舗ブランド。概ねイオンの食品特化型のスーパーと言ってよい。
運営会社はマックスバリュ東海やマックスバリュ西日本のようにマックスバリュを主とする会社が運営することもあるが、イオン琉球のようにイオンの名がつく地域会社が運営することもある。
因みにマックスバリュ東海は元々静岡中心に展開していたヤオハンが前身であり、近年までヤオハンの屋号が残っていた。
ヤオハンやマイカル、破綻はしていないがダイエーのようにイオンは経営破綻や経営危機に陥ったスーパーを救済、吸収し、自社のグループ企業にして大きくなっている部分もあるのでややこしい。
 取扱い商品はイオンとほぼ変わらない。値引きシールの表示など小さな違いはある。
食品専門の業態が大多数なのでそこら中にあるスーパーという意味でイオンより庶民派に位置付けた。
最近はほとんど行っていない。

18.ニッコー

ニッコー伊丹。

そこまで大型店ではなく、定番の加工品は他店より割高な傾向がある。
この店の狙い目は特売品で、特売限定で販売されるメーカー品もあり、稀にレアな商品も販売されるので見ていて楽しい。
普段は空いているが、特売日は少し混み合う(といってもイオン程ではない)。
ご当地フェアで出てきた九州の皿うどんや日清のラーメン屋さんシリーズのスースープカレーラーメン(店頭販売はレア、後に万代で見つける)などは実際に買った。
ひき肉や野菜、果物は安定して安い。ただみかんの鮮度はあまりよくなかった。

19.万代百貨店

 天理教のおひざもと、おぢば天理の万代
小型店である
 大物YouTuberがカラオケ動画を撮ったことでも
知られる商業施設に入居する万代
界隈からするとこちらのほうが聖地かも 
 プライベートブランドの万代選品

万代「百貨店」なのに格安路線のスーパーなのか、と突っ込みたくなるが、小規模な商店でも何でも屋という意味で百貨店と名乗ることは昭和にはよくあったらしい。
万代はその一つでかつては万代百貨店を名乗っていた。
あとまんだいの発音だが「ま」にアクセントを入れるのが正式。平らに読んではいけないですよ笑
それと、昔、広告でヘリを飛ばしてた気がするが思い違いだろうか?知ってる人いたら教えてください。
 お値段感としてはスナックパンは関西スーパーの3-4割引くらいで買えた。安かったり普通の値段だったり千差万別。レンチン惣菜がやや多い。
「万代選品」というイカリをも黙らせる、いかにも高級そうなプライベートブランドもある。さすが百貨店笑。

20.じゃんぼ食鮮館

じゃんぼ食鮮館河内長野

賛栄商事という会社が運営している。
大々的には書いておらず、撤退したのかよく分からない状態だが、第一航空株式会社とも何らかの関係があり、航空事業にも手を出していた会社。
モスクワのショッピングセンターの運営にも携わり、東京進出はしていないが、海外進出している。
ただ昨今日露関係が冷え込んでいるので今後も継続してモスクワ事業が出来るかは少し気がかりです。
じゃんぼと名乗っているが、イオンスタイルの食品売り場みたいな大きな売り場ではなく、やや小ぶりでイオン系列で例えるとマックスバリュエクスプレスくらいの規模。
売り場の構成が頻繁に変わる印象がある。直営売り場もある。加えて生鮮品など一部品目は個人商店?の集合体でレジが共同になっている仕組みなのが特色。
その為か、私がよく行ってた店舗は精肉コーナーが2箇所に分散していた時もあった。
その頃は値段などはさほど気にしていなかったが特売は多かった印象。

21.スーパー玉出

玉出の看板 実際の店は道を曲がった所にある

言わずとしれた「玉出」。多分関西ローカルのスーパーで最も全国知名度のあるスーパーだろう。
そういえば、イズミヤも西成発祥のスーパーだが、玉出の方が「西成」発祥のイメージは強い。
惣菜に虫が混入していたり、クレームを入れると裏でヤクザみたいな人に脅されるみたいな都市伝説?もあった。
実際、創業者が暴力団と関わりが深く、逮捕されているのでさもありなんという感じではある。
そんな玉出は、限りなくディスカウントストア、場合によってはそれをも凌駕する格安路線。しかしディスカウントストアの質素な内装とは異なる派手なイメージなどから、庶民派格安スーパーに分類した。
近年、経営者がかわり、芦屋に高級スーパーを出店する(玉出という名前は使われていない)などの方向を打ち出すなどやや格安のイメージは薄れた。また、最近、新幹線一本打法から脱却が進んでいるJR東海とコラボするなど、大阪名物として観光客の取り込みなどもしている。
また、その影響か、思ってるほどは安くないスーパーになった感じはする。

22.スーパーマルハチ

尼崎のマルハチ

 玉出とは対照的な路線のスーパー。装飾もシンプル、激安を強調せず、いいものを安くをモットーにしている。総じてそれなりに安いという書き方をホームページでもしている。

マルハチでは、一部の商品を大特価する場合もございますが、基本的に棚にある全商品を総じてお安くしております。カゴいっぱいのお買い物で、その安さをご実感ください。

マルハチ8つの◯より

 しかし、今回は玉出より格安路線スーパーに位置付け。私のよく買う商品が玉出よりお得感があるから。
おまとめ買いで安く買える。惣菜は標準的な価格だが加工品、野菜、お肉などは全体的に安い。私の知るなかではカップヌードルはマルハチが最安。

以上がスーパー格付け、庶民派格安志向編でした。
 私自身、質より値段な所があるので、身近さを感じるスーパーです。それ故、前回より取り上げているスーパーの数は少ないが、やや長くなりました。もっと質にもこだわらなければと思いつつ、実行はあまり出来ていないです。
次回はいよいよ最終回、ディスカウントストア編です!

最後までお読み頂きありがとうございました。


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