「地獄への道は善意で舗装されている」
コロナ騒動関連の記事、解禁中!
読む人によっては思想強め!とか思われるかもしれません。
地獄への道は善意で舗装されている
これはヨーロッパのことわざで、善行と思ってしたことが悪い方向に向かう、言い換えればやる気のある無能の余計なお世話ということです。
また、悪意は善意によって隠されるという意味もあります。
あるいは、善意の行動を取ろうとしても最後まで行動できず失敗するみたいな意味もあるようです。
特に先に述べた2つの意味についての話になります。
幻想列島放送と北朝鮮のプロパガンダ
最近このような動画をみます。
幻想列島放送というYouTubeチャンネルです。このチャンネルでは日本が南北に分断されていたらという仮定のもと、南日本や北日本の様々な番組が流されています。
おふざけも多少はありますが、リアリティーもあって、気味の悪さも感じるのが中々癖になってつい見てしまいます。
しかし、ここまで気味の悪いあからさまな「プロパガンダ」は今や北朝鮮でも行わないでしょう。近年の北朝鮮の音楽はどことなくぽさはありますが、電子楽器をガンガンつかいますから。
この上のリンクは金正恩のキャラソンの新曲ですが、すごくポップな編曲です。ただ、コメント欄で知りましたが、金正日時代には親近なる名前という歌詞がよく似ている曲が制作されていて、金正恩もお気に入りの曲のようです。マスコミ報道やこの動画の解説のように完全に新機軸という訳でもなさそうです。
幻想列島放送の気味悪さはやや古さを強調した編集で、見たことはないけど、ノスタルジーも感じることも影響しているかもしれません。
例えば私の場合ですが、↓のようなノスタルジックな映像は、あの頃生きてたら楽しかっただろうなとは思う反面、気味悪さみたいなのも感じます。
日本の善意という名の地獄
日本の場合どうでしょう?幻想列島放送や北朝鮮のプロパガンダのように露骨ではない分悪質とも言えます。
特にこのコロナ騒動では顕著だったのではないでしょうか?
思いやりワクチン、思いやりマスク
これは福岡県でワクチン接種推進のために流されたCMです。
有名なYouTuberを使って感染対策を呼びかける動画です。
堺市ではゴルゴ13の作者に依頼し、マスク着用をよびかけました。堺市に限らず、有名なキャラクターなどを利用し、感染対策を呼びかけていました。
これはほんの一例に過ぎませんが、新型コロナウイルスの恐怖を煽った一方で、ワクチンやマスクなどの感染対策を呼びかける動画というのは、すごくカジュアルに表現されています。
スーツさんの動画では「行政とコラボ、すごい!」みたいな好意的なコメントが多かったように思えます。また、スーツさん本人も案件と言っているので、他の動画などでの発言からもコロナ感染は気にしていたようです。
また、これはゴルゴ13の作者、さいとうたかを氏がご存命の時に描かれたポスターですが、少しでも堺市のためになればと思い創ったはずです。
しかし、実際のところ、これらの結果はどうだったかというのは非常に疑問符がつきます。
マスク、ワクチン、本当に効果的な対策だったのか?
一般的にマスクはウイルス流入を防ぐ効果は非常に薄いとされ、コロナ騒動初期までは効果はほぼないとされていました。
流出を防ぐ効果は多少はある(空気感染には無力ともされる)でしょうが、頻回交換する必要性があります。
また、息が辛くて鼻だし、顎マスクになれば意味がなく、ユニバーサルマスクというのは非現実的といえます。
マスクが辛いともなれば反発の声も少ないながら出ており、マスクするしないでトラブルになることもありました。
ワクチンにしても副反応(副作用)が非常に強く、接種後死亡事例も出ています。とりわけウイルスでほぼ重症化しない若年層に思いやりや利他の心で打たせる真似は非人道的であるとすら思います。
私はウイルス感染はワクチンを打ってもどうしようもない部分があります(今回のは誤差の範囲で効果あったかも知れないし、むしろ逆効果レベル)。
一方、ワクチンは打たなければ被害が出ない訳で、従来にはない技術で作られたもの(しかも製薬会社は責任を負わない契約らしい)なのだからより慎重であるべきだったはずです。
そもそも最初の緊急事態宣言が出た頃にはピークアウトしていて、人流制限含む対策がほぼ効果がないのは明らかなはずでした。この点は「コロナ論」を書いた小林よしのり氏などが指摘しています。
にも関わらず、疑問の声はほとんど表には出ず、思いやりのために感染対策しましょうというプロパガンダが罷り通ってしまいました。
そして、ある特定の業種が悪者にされ、実態経済は悪化しました。
そして悪者にされた一部飲食店などはマスク会食などというなぞの対策を打ち出したりしました。
過疎化や少子化の問題にしてもそれに伴う交通環境の悪化の問題にしても早まりましたし、コミュニケーションの懸念もあります。
色々書きましたが、これらの意見がいわゆる反ワクチン、反マスクのデマだという方もいらっしゃるでしょう。
そのような意見を述べるインフルエンサーもいるのでそう見えてしまうのも無理もありません。
しかし、ワクチンや人流制限、マスクなどといった感染対策が、地獄に導いた側面は否定はできないはずです。
対策を訴えた人達は、誹謗中傷裁判にあけくれる
このような善意はおかしいと訴える人達はコロナ騒動中から一定数存在していて、コロナ対策を推進していた人達の一部は反対論を取り上げ、誹謗中傷と闘っているようです。
ここでは岡秀昭氏と木下喬弘氏が取り上げられています。
確かに誹謗中傷はよくないです。
しかし、彼らの「善意」に全くの落ち度はなかったのでしょうか?そして、彼らの発信はむしろ、異議を唱える人達を萎縮させていないでしょうか?
各紙論調があり、偏向はあるにせよ、大手マスメディアもこのような地獄への善意にいつまで加担するのでしょうか?
中川淳一郎氏はこのような批判をしています。これを支持することも、この岡氏や木下氏に疑問をこの記事で呈することも誹謗中傷にあたるのでしょうか?
善意で舗装された道と気づいても絶望はしない
これらを呼びかけた人達が本当の善意で言ってたとしても、善意を装って言ってたとしても、コロナ騒動は地獄への道は善意で舗装されていることを示す好例だったのではないかと思います。
しかし、周りから陰謀論と言われようとも、事実を事実として観察した結果、「悪意」として捉えたと思われる平沢進氏が、これらの事実に絶望せず、前を向けるのは少し不思議ですが、そういう姿勢は素晴らしいし、見習いたいところです。
世の中には疑問を持ちつつ、上手く意見を表明する、少し変わればいい、日々をそれでも、楽しく生きていく。
こういう姿勢はどうしても気にしすぎてしまう自分には出来ていないので、羨ましい限りで、少しでも取り込みたいものです。
また、先述したコロナ騒動の誹謗中傷云々もいつの間にかSNS上での小競り合いみたいになっているのも否定はできません。
ここまで記事にしましたが、全く問題にしないのもおかしいですが、気にしすぎて滅入るくらいなら、別の道を楽しむのもありなのかもしれません。
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