マガジンのカバー画像

セミナーのご報告

5
ボイストレーナー小泉誠司が行うセミナーの報告記事です。
運営しているクリエイター

記事一覧

ボイストレーナーという職業がもつ無限の可能性

先日、4年ぶりにむかわ町のデイサービス「楽らくはうす」さんにお邪魔しました。 北海道胆振東部地震の震源地の隣町ということで、 弊社アーティストのRuneが担当するFMノースウェーブの番組で、お見舞いの慰問で訪れた時以来でした。 あの時は、地震で倒壊した家が沢山あり、地震の被害の凄さを体感しましたが、今回はかなり復旧が進んでいる様子で安心しました。 元々はこれから開始する「ゆるボイトレ」オンラインレッスンの打ち合わせでお邪魔したのですが、皆さんの熱烈なお出迎えを受け感

「声の悩み」殿堂入りのNo.1が入れ替わった瞬間

私のボイストレーニングは「渋谷の駆け込みボイトレ」と言われるように、声や歌に悩みを持つ方が、その悩みを解決するために来られることが多いのですが、そんな悩みの「不動の1位」と言ってよい悩みが「声が小さい」という悩みです。 ただこの度、この「声が小さい」の「不動の1位」の座を脅かすほどの「悩み」を見つけることとなりました。 明治大学での授業 先日、明治大学で英語の教鞭を執られている教授の方の計らいにより、明治大学でボイストレーニングの特別講義を行わせて頂きました。 私は日本

2年ぶりのボイトレセミナー

約2年ぶり、企業様からの依頼でボイトレセミナー開催しました。やっぱりリアルはいいですね。 若くてやる気みなぎる社員さんばかり 私のやる気にも火がつきました! (マスク着用、ソーシャルディスタンス確保の上で開催)

ボイトレで意外な職種の生徒さんが増える理由

1. 生徒さんの職種が面白い 普段私が教えているレッスンの生徒さんには、歌手、俳優声優、アナウンサーなど声を使う職業をされている方はもちろん、 医師、弁護士、税理士、企業経営者、プロスポーツ選手など、直接は声とは結びつきにくい職業の方も多数いらっしゃいます。 私自身ボイトレを指導しはじめた当初はまさかそういった方々をお教えするとは思っておらず、ビジネスでボイトレを必要とされる方が受講されたときに衝撃を受けたことを覚えています。(実際、ビジネス目的の方がかなり多くいらっ

声が小さくて何が悪い

「声は小さくても良いってわかってホッとしました。」 先日頂いたセミナー参加者からのご感想です。この感想を頂いて、やはり世間では「声は大きいほうが良い!」という風潮に肩身を狭くしてしまっている方々がいらっしゃるのだな、と思いました。 1. 小さな声が悪なのか? 先日、ホテルで働く方々に向けて 「マスクをしていても心が伝わる発声法」という少人数セミナーを開催しました。 少なからず打撃を受けているホテル業界で働く方々のために、声の部分でお役に立ちたいという想いで足を運