メンバーを全力で応援👏👏成長支援の取り組み紹介
こんにちは!株式会社Newbees HR担当のpecoです。
今回は、成長支援の取り組みに関して、COOのkingさんと一緒にお話します!kingさんは過去のインタビュー記事もありますので、未読の方はぜひご覧ください。
peco いつも人事総務部の管掌上長として私たちの相談に対応してくれて、本当にありがとうございます!kingさんと改めて制度に関して語るのは緊張しますね。よろしくお願いします!
king はい、お願いします。「kingさん」呼びは違和感があるから、いつものように「king」でいい?(笑)
peco ついかしこまって「さん」付けしちゃいました(笑)そうします!
早速ですが、Newbeesにはいろいろな成長支援がありますよね。大きく分けると4つあるので、ざっくり紹介させていただきます。
1. クアッカマナビー制度
peco こちらは以前のnoteでも紹介しました!
peco 1年間に2万円まで、業務に必要な知識を習得することを目的として、図書購入代やeラーニング受講代を会社が負担する制度です。
king 得た知識に関しては、社内ナレッジツールで感想をフィードバックすることで、広く学びが共有できるようにしてます。pecoも何度か利用してたよね。
peco はい、直近ではAIに関する本を読んで、頑張ってレビュー書きました(汗)レビューは担当メンバーが全社共有してくれるので、メッセージをもらえることもあります。個人的には反応がもらえるのは嬉しいです!
king 本人のインプットだけで学びを終了させないで、レビューというアウトプットを全社に共有することで、本人と組織双方の知識の底上げができるといいよね。そういう意味だと、VALUESの「挑戦」「貢献」を体現した制度と言えます。
2. 外部研修費負担
peco 次は外部研修ですね。開発手法やITサービスマネジメントなど、仕事に関連する外部研修費の負担をおこなっています。
king 余談になるけど、Newbeesでは有料無料問わず、Webinarなどで情報収集するメンバーも多いよね。
peco そうですね!GoogleカレンダーやSlackの発信経由で、ほかのメンバーが参加しているWebinarに興味を持つケースも多いです。
またWebinarの内容で有益なものを、全社共有してくれるメンバーも多いのが特徴です。例えばディレクターがデザイン思考のWebinarに参加して、SlackのUXチャンネルで共有を行い、ディレクター⇔デザイナー間で建設的なコミュニケーションが生まれたりしています。
king VALUESで言うと「対話」のところかな。
3. サロン(勉強会)
peco 金曜日の16時からは、サロンの時間を設けています。
業務都合もあり、毎週ではないのですが、勉強会や情報共有会など、積極的に開催する枠となっています。
基本的には自由参加制で開催していますが、ノウハウの共有や視野を広げるきっかけの場として、部署の垣根を超えて大人数が参加しています。
発表者とのやりとりやフィードバックなど、コミュニケーションの範囲が広がり、社内交流のきっかけにもなっています。
king サロンの内容が合えば、採用候補者の方にも参加してもらう機会があり、ワイワイ楽しくやってるよね。
peco はい!候補者様から「Newbeesの温かい雰囲気がとても素敵だなと感じました」「入社した場合は、みなさまとの交流を通して知識の幅を広げられそう」というフィードバックをもらったこともあり、嬉しかったのを覚えています。
king 実際に入社してもらえたメンバーもいるよね。もし有意義な時間を提供できていたのであれば、よかったよね。
4. 資格取得お祝い金
peco 次にお祝い金に関してです!業務に必要な資格を取得した際に「資格取得お祝い金」を贈呈しています。業務遂行能力の向上だけではなく、自己研鑽の促進も目的の1つです。
king 資格にはそれぞれ合格の難易度があるので、レベル別に金額設定も変えてます。受験費用の問題もあるので、「1度の受験費用 + レベル別金額」で調整してます。
peco ちなみに「資格受験料補助」を謳う企業様もありますが、なぜNewbeesでは「お祝い金」なのでしょうか?
king おっ、いい質問ですね(笑)以前は「資格受験料補助」だったんだけど、それだと会計的に受験前に申請をしてもらう必要があって。受験することを知ると、合否も気になるじゃない?
雑談の中でなんとなく確認すると、合格する人ばかりじゃないから、色々と複雑な気持ちになるよね(汗)
でも、「資格取得お祝い金」は、合格したときに報告するだけ。申請者は気持ちよく申請できるし、会社としてもお祝いすることができる。
ということで、メンバーの精神衛生面も考慮して「お祝い金」に切り替えました。
制度を作っても、使われないものだと誰も幸せにならないからね。
peco た、確かにそうですね……(泣)資格受験をしたメンバーはチャレンジしていますし、不合格になった場合はそっとしておいてあげたいです(汗)
お祝い金だと、合格のときもみんなでいっぱいお祝いの言葉を伝えられていいですね。
支援や取り組みの背景
peco 多種多様な成長支援があると、個人的には勉強のモチベーションも上がってありがたいです!ただ、取り組みの背景や目的を、経営層へ直接聞くタイミングを逃しておりました(泣)せっかくkingがいるので質問します!ズバリ、成長支援の目的って何になるのでしょうか?
king なんだと思う?
peco そうきましたか。壁打ちタイムが始まってしまいました(汗)
人事施策はMVVがベースにあると思うので、VALUESや評価制度に関連がありそうですね。
VALUESに関して、kingは「クアッカマナビー制度」や「外部研修費負担」を通して「Communication(対話)」「Challenge(挑戦)」「Contribution(貢献)」の3つすべてに触れていましたね。ただ、一番関連がありそうなのは、うーむ……「挑戦」でしょうか?
king それから?
peco 評価制度は「Internal Value(社内価値)」「Market Value(市場価値)」「Personal Value(個人的価値)」の3軸なので、「Internal Value(社内価値)」「Market Value(市場価値)」の2つが近いのかも……?
会社として挑戦を応援して自己研鑽に励んでもらえば、メンバーの成長に繋がり、市場価値も高められて、優秀な人材とともにプロダクトもブラッシュアップできる……といった具合でしょうか?
king だいだい合ってる。ただ、評価制度の3軸に関しては、「Internal Value(社内価値)」よりも「Market Value(市場価値)」のほうが強いかな。なので、取り組みの背景としては、「Challenge(挑戦)」と「Market Value(市場価値)」の2つの支援です。ここからは、私がもう少し詳しく話していくね。
peco だいたい合っていたならよかったです……(焦)はい、お願いします!
Challenge(挑戦)の支援
king 1つ目は、Challenge(挑戦)の支援です。
king 学習教材を利用したり、外部研修や勉強会に参加したり、自身に必要な知識をインプットする。そして、勉強会で発表者をしたり、資格を取得したりなど、アウトプットにつなげていく。これはまさしく挑戦の1つです。
挑戦の支援は大きく2つあって。
1つ目は、日々の学習という観点で、補助や業務内での時間確保。
2つ目は、資格合格などのカタチに残る取り組みという観点で、称賛をこめた経済的応援です。
勉強会発表者については、まだ支援を用意できていないんだけど、社外イベントに登壇する場合になにかできないか、検討しているところです。
peco なるほど……!社内登壇に手当はつけないんですか?
king 付けること自体はできるんだけど、クリアしないといけない課題も多いので、現時点では優先度高くは考えてないかな。ただ、定期的に開催してくれるメンバーに関しては、貢献してもらってるのになにもしないというのもおかしな話なので、プラスアルファで評価するみたいな仕組みはあってもいいかもね。
peco 確かに、クオリティの担保や手当の金額調整、一度限りの実施への評価など、課題がいろいろありそうですもんね。
Market Value(市場価値)の支援
king 2つ目は、Market Value(市場価値)の支援です。
king Newbeesはどのジョブも専門知識が必要で、自己研鑽が不可欠だよね。自分の将来像をどのように描いていくかは人それぞれだけど、Newbeesで働いてくれてるということは、身につけたいスキルや望む未来など、何かしらマッチすることがあるからだよね。
自己研鑽を応援することで、本人が必要としている市場価値を手に入れることはもちろんのこと、同時に会社の成長にも繋がるじゃない。
あとは、メンバーがNewbeesではない別の道を見つけたとき、外の世界で生きていく力をつけて欲しいという想いもあります。生きていく力と市場価値は、切っても切り離せないので。
peco 生きていく力……壮大な話になりましたね!kingの話を聞いていて、企業理念の「やさしさを広げる」にも繋がっていると思いました。
2つの取り組み背景や目的を、詳しく知ることができてスッキリしました!ありがとうございます。
こんな実績があります!
peco ここからは、各制度でどんな実績があるのかを見ていきましょう!
クアッカマナビー制度
2023年度利用数:62(書籍/動画教材)
購入教材例:
システムを作らせる技術 エンジニアではないあなたへ
Pythonではじめる機械学習 ―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎
【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)
ユーザビリティエンジニアリング(第2版) ユーザエクスペリエンスのための調査、設計、評価手法
仕事を教えることになったら読む本
LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる
king そのほかにも、AI領域やGo、AWS、UXやライティングに関するものが多く購入されていたね。
peco 様々な書籍やUdemyやCloudTechなどの動画教材も購入されていますね!ジョブ関連の教材だけでなくて、教える技術やコミュニケーションに関するものも対象なのが印象的だと思いました。
あと、「システムを作らせる技術 エンジニアではないあなたへ」は部署問わず複数メンバーが購入しているのを見かけますね!
king そうだね。ディレクターに対しては、プチ課題図書みたいにしていたので。システムを作る役割の我々があえて読む理由は、システム開発の原則を意識して、BPとの開発におけるボタンの掛け違いをなくすことにあります。
peco 立場問わず意思疎通を大切にしていることが、購入書籍からも伝わってきました……!
外部研修費
peco 外部研修費は申請されている印象が薄いのですが、実際利用されているのでしょうか?
king 申請されるケースがそもそも少ないというのはあるんだけど、もちろんされているよ。例えば、人工知能学会全国大会のプログラムは有料だけど、何名か参加しました。ただ、この全国大会は、Newbeesがスポンサーになっていることもあって、数名は特典で受けられました。
peco そうだったのですね……!人工知能学会全国大会や合同研究会に関しては、過去にnoteで紹介しているので、未読の方はぜひ一読ください!
サロン(勉強会)
peco サロン(勉強会)に関しては、2023年度から走り出しましたよね。Newbees内でのベースや土台がない環境下でも、いろんなメンバーが挑戦していて印象的でした。
king Newbeesはゼロベースでのチャレンジが多々あるけど、組織単位でカタチにできることが強みの1つです。ちなみに、pecoも年度末に挑戦したよね。
peco はい!その節は何度もレビューしてもらってありがとうございました……!とてもパワーが必要でしたが、開催できてよかったです。
サロンをもとにしたnote記事もいくつかありますので、興味があるテーマがありましたら、ぜひご覧ください。
資格取得お祝い金
peco AWS認定資格が多いですね!ビックリしました。
king AWS認定資格は、ビジネスサイドのメンバーが知見を得るためだったり、エンジニアが知識を深めるためだったり、目的はさまざまだね。AWSサービスパートナーのティアにも関わる部分なので、会社としても積極的に応援したいところ。
ほかにもデザイナーやQAなど、幅広いジョブのメンバーが頑張っているのが分かります。
peco お祝い金はレベル別に設定されているんですよね。せっかくなので、実際どういった資格がいくらなのかも知りたいです!
king 分かりました。全部共有すると長くなってしまうので、一部を紹介するね。
king 現在お祝い金の設定がある資格は57個あるけど、相談ベースで増やしているので、どんどん意見をもらいたいです。
peco 57個!?資格取得し放題じゃないですか!IT業界の資格は期限付きのものも多いですが、継続取得のフォローがあるのも嬉しいですね。
king なにもしないと衰退していくことになるので、スキルは磨き続けてもらいたいからね。
peco 私も最近は資格取得していないので、頑張ってみます……!
HRとしては、2024年度も資格取得を目標としているメンバーがすでに11名いるので、お祝いの準備をしておきます!
まとめ
今回は、成長支援の取り組みに関して、COOのkingさんとともにお届けしました。
Newbeesには学ぶことや自己研鑽に前向きなメンバーがたくさんいます。仲間とともに成長したい人は、ぜひ一緒に働き、学びましょう!
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